清水正 「情念で綴る「江古田文学」クロニクル」(連載2)

情念で綴る「江古田文学」クロニクル ――または編集後記で回顧する第二次「江古田文学」(8号~28号)人間模様 特集主体で組む「江古田文学」と人間模様 わたしは〈「江古田文学」同人〉のような魂の交流のある書き手を中心に様々な特集を組み、インパクトの…

近況報告 教授会・退職挨拶

三月十二日は平成三十年度最後の教授会。今年は十名ほどが教授会メンバーからはずれることになる。九名が参加。わたしが最初に挨拶することになる。十分ほど話した。「情念で綴る「江古田文学」クロニクル」でも触れたが、わたしが入学した昭和四十三年は、…

清水正   情念で綴る「江古田文学」クロニクル  ――または編集後記で回顧する第二次「江古田文学」(8号~28号)人間模様――

情念で綴る「江古田文学」クロニクル ――または編集後記で回顧する第二次「江古田文学」(8号~28号)人間模様―― 清水正 序章「江古田文学」復刊まで 昭和四十三年四月、文芸学科の入学ガイダンス時に「文藝科」という雑誌が配布された。なるほど、文芸学科で…

「日藝ライブラリー」3号松原寛特集を読んだ「雑誌研究」受講学生のレポートを紹介

「日藝ライブラリー」3号松原寛特集を読んだ「雑誌研究」受講学生のレポートを紹介します。 松原寛特集を読んでの感想 私たちの日常は平和なものだと、つくづく思う。 私が大学紛争、という言葉と向き合ったのは、高橋和巳の『わが解体』を読んだ時であった…

船木 拓馬 日藝の大蛇路 ~日藝ライブラリーNo.3 「松原寛との運命的な邂逅」「苦悶の哲人・松原寛」清水正 を読んで~

日藝の大蛇路~日藝ライブラリーNo.3「松原寛との運命的な邂逅」「苦悶の哲人・松原寛」清水正 を読んで~ 船木 拓馬 「歴史に名前を刻むほどの文学者、芸術家は、その本質を処女作においてすでに表出していると言われる。ドストエフスキーで言えば、処女作…

オカルト研究家の寺井広樹氏のインタビューを研究室で受ける。

近況報告 25日金曜日は山下聖美ゼミ学生四人の卒論面接審査。終わって午後四時過ぎ、『日野日出志 泣ける! 怪奇漫画集』(2018年5月9日 イカロス出版)の編著者でオカルト研究家の寺井広樹氏のインタビューを研究室で受ける。寺尾氏は日野日出志の関係者や友…

大泉 淵 清水先生と父、大泉黒石の思い出

大泉淵さんが日芸文芸学科に来訪。山下聖美研究室で撮影。2018年11月23日。 「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 清水先生と父、大泉黒石の思い出大泉 淵 清水先生が今年度で、教授をご退官なされると伺いまし た。びっくりしました。 実に残…

山下聖美 〈ある何ものか〉をめぐって(4)

「清水正・ドストエフスキー論執筆50周年 清水正先生大勤労感謝祭 第一部・今振り返る、清水正先生の仕事」(日大芸術学部江古田校舎芸術資料館 2018年11月23日)で司会進行を務める山下聖美教授 「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 〈…

漫画家青木雄二の『僕が最後に言い残したかったこと』を読む

近況報告 金曜日は大学院生二人に手伝ってもらって研究室の本の整理。四十年以上にわたって研究室を使用しているので、実に久しぶりに再会する本もあり、手に取って読み始めでもしたら、まったく作業がすすまないことになる。箱詰めにして自宅に送り届けると…

山下聖美 〈ある何ものか〉をめぐって(3)

「清水正・ドストエフスキー論執筆50周年 清水正先生大勤労感謝祭 第一部・今振り返る、清水正先生の仕事」(日大芸術学部江古田校舎芸術資料館 2018年11月23日)で司会進行を務める山下聖美教授 「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 〈…

森哲子さんからの手紙

近況報告 先日、森哲子さんにわたしの著作をお送りしたところ、下記の文章が届きましたので紹介します。林芙美子の文学の偉大さを多くの人たちに知ってもらいたいと思います。 清水正先生。 林芙美子、ドストエフスキーの著作をお送り頂きましてありがとうご…

山下聖美  

「清水正・ドストエフスキー論執筆50周年 清水正先生大勤労感謝祭 第一部・今振り返る、清水正先生の仕事」(日大芸術学部江古田校舎芸術資料館 2018年11月23日)で司会進行を務める山下聖美教授 「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 〈…

山下聖美 〈ある何ものか〉をめぐって

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 〈ある何ものか〉をめぐって(1) 山下聖美 清水正先生との出会い 人は誰しも、自分の居場所を求めて迷ったり、さすらった りするものだ。とくに大学時代は、自らの専攻テーマはある ものの、それをどのよう…

中村文昭  清水正『ドストエフスキー論全集』の謎と神秘

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 清水正『ドストエフスキー論全集』の謎と神秘中村文昭 一九九七年六月、ロシア・サンクトペテルブルク、ネヴァ川で夕焼けを眺めていた。 背後にはホテル・モスクワがあり、収容所のようだった。監獄のよう…

谷村順一 清水先生のこだわり

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 清水先生のこだわり谷村順一 一般的に書籍のデザインのことを「そうてい」というが、 この「そうてい」には「装丁」「装訂」「装釘」「装幀」と 「てい」の字に四つの漢字が当てられる。それぞれの漢字に …

水島千歌 アイスクリーム

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208 日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。 清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、…

野本博 文学に係わる者の使命(3)

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208 日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。 清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、…

野本博 文学に係わる者の使命(2)

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208 日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。 清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、…

野本博 文学に係わる者の使命

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。 https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208 日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。 清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、…

英語落語の鹿鳴家英楽(カナリヤエイラク)さんたちと「同心房」で飲み会。

昨日8日は特別講座で日芸にいらっしゃった英語落語の鹿鳴家英楽(カナリヤエイラク)さんたちと「同心房」で飲み会。英楽さんは立川流に属していたということで、立川談志の話で盛り上がった。

研究室の本整理

近況報告 本日は大学の研究室の本の整理、梱包。ようやく本棚の空きが見え始めたが、まだまだこれからである。

山下洪文 清水先生と私

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校條剛 毎日十五枚

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 京都造形芸術大学准教授の牛田あや美さん。清水正研究室の前で。牛田さんは校條さんと同僚ということになります。 毎日十五枚校條剛 清水先生は私の恩人です。先生には大きく二つ恩を受けた と思っていま…

日芸創設者・松原寛の著作を読み返す。

日芸創設者・松原寛の著作を読み返す。 今日は久しぶりに松原寛の本を読み直す。 三年前、日大病院に入院中、入手できた本はすべて読み、450枚の松原寛論も執筆した。これは「日藝ライブラリー」松原寛特集号に掲載した。 松原寛は京都帝国大学哲学科を卒業…

池田大作論、いつ再開なるか

近況報告 池田大作『新・人間革命』全30巻31冊読み終える 昨年末の31日、池田大作『新・人間革命』30巻下を読み終える。あとがきは2018年九月八日、「聖教新聞」連載完結の日に書かれている。つまり連載は終わったが、小説『新・人間革命』が完結し…

横尾和博 大宇宙を彷徨う(4)

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横尾和博 大宇宙を彷徨う(3)

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 大宇宙を彷徨う(3) 横尾和博 謎の小説、『悪霊』 さて「悪霊論」から清水氏に触れてみたい。同作は謎の多 い小説である。 いま私の手元には『悪霊』をめぐる清水氏の著作三冊が ある。『「悪霊」論』(一…

横尾和博 大宇宙を彷徨う(2)

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 大宇宙を彷徨う(2) 横尾和博 清水氏との思い出 私は十代のころ『罪と罰』を読んでドストエフスキーに魂 をわしづかみにされてしまった。以後ドストエフスキーやほ かのロシア文学を読み漁る日々は、雑事を…

今年もドストエフスキー論を書き続けます

新年あけましておめでとうございます。 今年もドストエフスキー論を書き続けます。 昨年は林芙美子の『浮雲』論を十年かけてようやく書き終えました。 書き終えて、林芙美子と一杯やりたい気分になりました。 ドストエフスキー論執筆50周年を記念して日芸…

横尾和博 大宇宙を彷徨う (1)

「ドストエフスキー曼陀羅」特別号から紹介します。 大宇宙を彷徨う(1)横尾和博 五十年の軌跡 清水正氏が最初にドストエフスキー論を執筆してから五十 年。半世紀、長い歳月だ。清水氏は初期作品『停止した分 裂者の覚書―ドストエフスキー体験』(一九七一…