小林リズムの紙のむだづかい(連載161)

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小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
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小林リズムの紙のむだづかい(連載161)
小林リズム

【わたしが“陰毛”と呼ぶ理由】
 

 陰毛、陰毛、陰毛、と、アイドルオーディション中はひたすら叫び続けていたのだけど、おじいちゃんに陰毛の話をすると必ず「チンチロ毛だろう?」と直される。えぇ…なにそれ、チンチロ毛なんて怪しそうな言葉、口に出して言えない…!という気持ちなのだけど、おじいちゃんからしたら「陰毛」のほうが卑猥に聞こえるらしい。チンチロ毛のほうが露骨なのに…。

 わたしが「陰毛」と呼ぶのは、一番エロくなくてカッコイイ気がするからなのだけど、これも人によって感じ方が違うのだろうか。発音的に「インモー」は哲学者っぽい感じもしてサマになるし、かといって気取りすぎていないポップなイメージもあるのだけど…。漢字にしたときに「陰」というのがまた慎ましやかで控えめな日本人らしさを醸し出しているというか…。
「アンダーヘア」だと美容っぽいニュアンスを含んでいて女子力が高く、お洒落な感じがする。いい香りのする高級な石鹸で泡立ててふわふわに洗っているイメージ。猫脚のバスタブに浸かって「ふふん♪」と鼻唄していそうな女の子にはよく似合う発音だと思う。けれど足りない女子力にコンプレックスを抱えているわたしは「アンダーヘアのお手入れってどうしてる?」と聞くよりも「陰毛のことどうやって扱ってる?」のほうが聞きやすい。特に、アンダーヘアと呼ぶ派の可愛い女の子に「ねえねえ…」と聞くのが好きで、彼女たちはアンダーヘアなら教えてくれても、陰毛だったら教えてくれないときがあるのだ。不思議。物は言いようだ。

 そして個人的にもっとも嫌いな呼び方は「アソコの毛」で、“アソコ”という呼び方がいやらしさたっぷり。ストレートに言わず自分の清潔さはキープして相手を興奮させたいという意気込みが感じられるし、あえてカタカナで揶揄するところも気に食わない…!「え?なに?アソコってドコよ?」と意地悪して突っ込みたくなる…!と憤慨して友人に説明したところ「リズム…考えすぎで引く」と言われてしまったのだった。確かに。そこまで考えてみんな「アソコの毛」なんて言っていないだろうに、こんなにエキサイトしてしまってわたしはいったいなにをしたいのか。賛同してもらなくてちょっとへこんだ。それでもやっぱり「アソコの毛」よりは「陰毛」っていってほしい…。100歩譲って「下のほうの毛」でもいいよ。1000歩譲って「あそこの毛」でもいいよ。とにかく「アソコ」だけはやめて…! 

小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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