小林リズムの紙のむだづかい(連載438)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載438)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
小林リズムの紙のむだづかい(連載438)




【好き、の境界線は刈り上げ】



 誰かが好意を寄せてくれているとき、果たして自分はこの人が恋愛として好きかどうか、また好きになれるのかどうかを決めるのに重要なのはなんだろう? 生理的に無理、という区域の存在する女の子にとって“付き合うかどうかの境界線”は人それぞれ大きく違う。「指に濃い毛が生えてる人はダメ」とか「色素が薄い系は苦手」とかそれはそれはもう、言われるほうからしてみればどうしようもない、しょうもない原因で振る女の子はいっぱいいる。

 もちろんそんなことを相手に告げられるはずがなくて「友達としか見れない」「いい人だと思うけど、ごめんね」「今は彼氏とかほしくなくて」という言葉に言い換えて振っているのだから、振られた側は恋愛対象になろうと努力したところであまり良い結果は見込まれないんだよね。もう諦めるしかない。なんかこうやって書くとすごく残酷だけど……。

 というわけで私にとってのその「境界線」、つまり恋愛対象としてイケるかイケないかの決め手はなんだろうと思い出したら、「刈り上げ」だった。相手の髪の毛を「刈り上げ」たのを良いと思えるか、思えないかに恋愛のすべてがかかっていると言っても過言ではない。好みの外見でも相手の「刈り上げ」がいいと思えなくて、鳥肌が立ってしまうこともある。これはもう、自分ではどうしようもならない。本能的な反応だから仕方ないのだ。
「良いって言ってくれる人がいたんだけど、どうしても刈り上げが許せなかったの」
とこの前友達に話したら、
「ええ!? 刈り上げなんてどうにでもなるじゃん。のばしてもらえばいい話じゃん」
と言われた。彼女は「刈り上げ」なんて気にせずに許せるタイプらしい。でもその子はどうしても「マッチョな男性」を生理的に許せないタイプの子だ。私は「マッチョ」は普通にいいと思うし、人それぞれなのだ。どうにもならない純粋な相性の問題。

 けれど、そういうふうに考えると、理屈ではどうにもならないことって沢山あって、人間はやっぱりナマモノで、動物なんだなぁと思った。人柄だけで相手を決めることはできない。理性でカバーできることにも限界がある。だから本能的に好きになれる人ってすごくレアだなぁ、なんて思った。



   

 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

twitter:@rizuko21


※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。