小林リズムの紙のむだづかい(連載482)


清水正ドストエフスキー論全集』第七巻。2014年7月30日刊行予定。
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載482)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
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小林リズムの紙のむだづかい(連載482)

【ほうれん草とベーコンのパスタ】



 夏の暑さと結膜炎にぐったりして、だらだらと本を読んでいたら話のなかで「ノビルとベーコンのパスタ」が出てきた。外に出るのはおろか上体を起こすのさえ面倒な気持ちだったのに、その「ノビルとベーコンのパスタ」があまりにもおいしそうだったから、重い腰をあげて作ることにした。

 ノビル、というのは雑草のひとつで、白い小さなまるい根っこからぴょこんと草の部分が伸びている。小さいころに地元の庭で引っこ抜いたりしていたけれど、食べたことはなかった(と思う)。雑草だから東京のスーパーには売られていない。代用できる食材として、ほうれん草を選んだ。

 細めのパスタをゆでて、ほうれん草をざくざくと大きめに刻む。ほうれん草を買うのは久しぶりだったから「そうか、ほうれん草ってこんなふうな野菜だったなぁ」としみじみしながら、ベーコンもカット。

 読んでいた本の指示にしたがって、ベーコンとほうれん草には塩と胡椒だけを軽くふる。濃い味付けにしないほうが素材の味がいきるらしい。ここのところ自炊を放棄していて、そういう身体に良さそうな食材を求めていたからちょうどよかった。

 塩と胡椒だけで味付けしたシンプルなパスタは、コンビニのおにぎりやファーストフードよりもやっぱり美味しかった。「素材の味をつかってシンプルに味付けすると、ほうれん草もこんなにしゃきしゃきして苦味があるんだなぁ」とちょっと感動しながら食べ続けた。

 翌日、お弁当を作ろうとほうれん草とベーコンともやしを冷蔵庫から取り出していたら、ふとパッケージに目が留まった。ほうれん草の透明の袋に書かれた文字「小松菜」。どうやら私は小松菜をほうれん草だと信じ切って調理し、美味しい美味しいと味わいながら食べていたらしい。

  

小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

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