小林リズムの紙のむだづかい(連載304)

小林リズムの紙のむだづかい(連載304)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。

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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/


小林リズムの紙のむだづかい(連載304)
小林リズム
   【舞い込んでくるっていうのはたぶん】

  

1月○日 ☆曜日

 仕事がポシャンしてしまってから、偶然なのかなんなのか仕事をお願いされることが増えた。何かを頼まれるのはとても嬉しい。生活を成り立たせられるものではないにせよ、こうやって地道に続けていけば何かに繋がるかなぁと思った。舞い込んできたお話のほとんどは去年に会った人とのご縁でできているのだから、つくづく感謝の気持ちでいっぱいだ。そしてこういうご縁は「人脈を…」という魂胆からでできたものはひとつもなくて、自分から掴みかかった結果だったりするから、純粋にそれが嬉しかった。

 学生のころは、やたらと「人脈!ビバ人脈!」みたいな感じで自分にとってメリットとなる人と会いたい欲みたいなものがあったけれど(これが“意識が高い学生(笑)”っていわれるやつかな笑)、現在に繋がっている縁は何ひとつない。当たり前かもしれない。誰が好き好んで何もできないような子と人脈を結びたがるのか。そして何もできないことをわかっておらず、小生意気で「何かやろうと思えばきるんで♡仕事ください♡」みたいな訳のわからない自信を持っている子がいたらイラつくと思う。(…よく考えたら、私はわりと最近までそうだった。ミスiDのオーディションでも「生活したいので仕事ください♡」と一方的に頭のよろしくないことを平気で言っていたし)。自分がどういうことをしているのか、またどういうことをしたいのかを明確に伝えられない段階では、他人から求められるのは無理なことかもしれない。さらに人脈だとか自分を引っ張ってくれる人を探すより、自分のやりたい方向に進んでいけば、人脈をつくろうとせずとも自然とご縁で結ばれていくのだ。

 何か大きな出来事や幸運が舞い込んでくるというのは偶然なんかじゃないし、少なくとも自分で踏み込んだ一歩がなければありえない。宝くじだって買わなきゃ当たらないのと同じで(買うという超簡単な行為だけど)、自分から動く何かがない限り現状は少しも変わらない。流れるままに自分が風景の一部と化していく。何かを叶えるとか、好きなことするとか、やりたいことをやるって、ひとことで言えば超絶面倒くさいことなのだ。自分で動かないといけないし、考えないといけないし、常に変化していかないといけない。そんな超絶面倒くさい過程を歩むのだから、そんなに簡単に「やりたい仕事をしない人生なんてつまんないよ!」なんて言えない。やりたくない仕事をやりたい気持ちに変えていくのだって大変だし、やりたくない仕事を続ける忍耐力だってすさまじいものがある。一方でやりたい仕事をするのだって超絶面倒くさいのだから、世の中にラクな生き方なんてひとつもない。
 
 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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