星エリナのほろよいハイボール(連載44)

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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
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星エリナのほろよいハイボール(連載44)


ゼミ雑誌が完成した
星エリナ

   ついに清水ゼミのゼミ雑誌が完成いたしました! 今回のエッセイではゼミ雑誌の見所と裏話を紹介しましょう。
 雑誌名は「+1 Plus one」。どんな名前にしようかみんなで考えた。プラスワン、な理由としては、まず私たちがいろいろなプラスワンである、ということ。ゼミ生は三人だけど、聴講生のユッキーがプラスワンな存在。日本人だけじゃなく、韓国人の留学生がプラスワンな存在。女の子だけかと思えば実は一人だけ男の子がプラスワンな存在。そして、こうして清水先生のブログでエッセイを連載させていただいている。活動は授業内だけでなく、ネットにもプラスワン。こうしてつくった雑誌を読んでくれた人にちょっとでもプラスワンがあるといいね。そんな思いでこの一冊を作った。
 表紙はスカイツリーが目を引く。雷門通りから撮った写真。街の風景とスカイツリー、両方を入れたくてこだわった一枚だ。1ページ目からは企画、女子さんぽin浅草〜蔵前をカラーで! こちらは韓国人留学生が記事を書いてくれました。そのため、日本語と韓国語、二ヶ国語でお届け。美味しい野菜アイスのお店と、ファンキーな店主さんのやさいのおやき屋さん、そしてアンティーク家具がとっても可愛いカフェを紹介。1ページ目のピアノの写真もカフェで撮らせていただいた。裏話? だけど、実はこのカフェ、私たちが行ったとき、開店したばかりだったようで、写真の中央に「祝開店」の文字が。どうしてそんな新しいカフェと出会えたのかは、紙面をご覧ください。
 カラーページの写真は集合写真以外、私が撮ったもの。結構気に入っている写真が多くて、例えばワイングラスの奥に夜景が映っているものや、青くライトアップされたスカイツリーの夜景。私、写真学科に入ったほうがよかったのかも、と思ったり。
 そしてメインの女子エッセイ。女子さんぽに参加した三人がそれぞれエッセイを書いた。このブログに連載しているものとは少しテイストが違ったりするのでこちらもぜひ。私は夏休みのことと、私が嫌いなもの、そして片想いについて書いた。私が嫌いなもの、いっぱいあるね。いっぱい書いてるからね。でもそのなかでも特別嫌いなものを。さて、なんでしょう。読んでください。
 さらにプラスワン男子の小説と、私がちょっと小説を書いた。何度か書いたこともあると思うけど、私、小説を書きたくてこの大学に入った。もともと好きだからだと思うけど、やっぱり書いていてすごく楽しい。最近一人でお昼ご飯をよく食べるのだけれど、寒くなってきて、カプチーノを頼むとラテアートが施されているものが多い。すごくかわいくて、見ただけでテンションがあがるよね。そこで思いついたストーリー、短いのでこちらも読んでほしい。
 32ページと薄めだけれど、思ったより文章もあって読み応えのある一冊になったかな。オール編集私!(笑)慣れないことにチャレンジして頑張った。編集後記には私のちょっとした本音が書いてあるので、そこもチェックしてみてね。そうそう。「ちゃんと清水先生のブログの宣伝してあるね!」と何人かに言われましたが、実はページが足りなかっただけ。小説が思ったより短かったので、あまっちゃった。これも裏話。
 目次ページと編集後記のページだけ文字が大きかったのが悔いかな。あとプラスワンの色が表紙とそれ以外だとちょっと違うとか。直したいところなんていっくらでも浮かんできちゃう。はじめてだから許してなんて、社会に出ればきっと言えない。それでも、これだけのものが作れたことは、私のスキルになったのかな。
  

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