星エリナのほろよいハイボール(連載35)
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星エリナのほろよいハイボール(連載35)
データが消える
私たち文芸学科生は年に一度、ゼミ雑誌というものをつくる。それはいろんなカタチをしていて、文庫であったり、雑誌であったり、はたまた最近では本のカタチをしていないものもある。もちろん私もつくるわけで、今年ははじめてゼミ雑誌の編集委員になった。
内容はできあがってからのお楽しみ、なのだけど、とにかく一週間くらいはずっと学校にある編集室に篭りっぱなし。画像を加工したり文字を工夫したりとにかく雑誌作りに追われる毎日だった。そんな日々も今日で終わり。データを全部まとめてUSBメモリーにいれて、印刷会社さんにお渡ししておーわり。
というわけもいかず、きっとこの後戻ってくるんだろうなあ。この画像がおかしいです、とか、ここ直してください、とか。というわけで、もちろんデータはとっておいて、ちゃんとすぐに直せるようにしておかなくちゃ。
さて、ゼミ雑誌がひと段落して、私は実習誌というものをつくり始める。こちらも年に一度、各実習の授業ごとに一冊つくる雑誌のことで、私は今年実習誌の編集委員にもなっていた。といってもこちらはあと目次と編集後記を書くだけ。簡単簡単、と思っていたら、なんと私のUSBのメモリ不足。つまり容量が足りなくてこれ以上保存できませんって出てしまった。わーしまった。
今までほとんど文章を書くことしかしていなかった私だから、まさか容量が足りなくなるなんて思ってなかった。だって文章だったら原稿用紙300枚分書いたって全然平気だったんだもん。
保存できなかったら頑張って編集しても意味がない! 私はとにかく消しても大丈夫なファイルから消してくことにした。一年生のころにサークルで書いた文章なんていいや。消しちゃえ消しちゃえ。使ってない写真も結構あったからぽんぽん消した。そのうちにピコンって何かが出てきて、私は慌ててとにかくキャンセルを押した。消しちゃいけないファイルもたくさんあったからだ。
でも、どうらや遅かったみたい。よく見ると、きれいさっぱり消えている部分がある。冷や汗。
ゼミと書いてあるフォルダ内のファイルが足りない。それも、インデザインファイルが一つもない。私は編集データを全て消したみたいです・・・・・・。
というわけで今現在とっても焦っています。一応入稿はしたものの、もし直すところがあったら、私は治せません。というか、一から全てつくることになります。絶対に無理! そんな時間ない。どうかミスがありませんように。このまま一発でいけますように。そう願っています。
えっと、本当にごめんなさい。
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