星エリナのほろよいハイボール(連載17)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
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四六判並製160頁 定価1200円+税
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
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星エリナのほろよいハイボール(連載17)
指輪をつくる
はじめて小説を書いたのは小学校二年生だったと思う。あれを小説というかはわからない。ほとんどが台詞だったからだ。タイトルもう忘れてしまったけれど、探偵の女の子を書いた。そのとき読んでいた本が、アガサクリスティー探偵名作集だったからだ。台詞だらけの作品はノート五冊分になった。今はどこにいったのかわからない。たぶん、中学生ぐらいのときに、恥ずかしすぎて捨てたのだと思う。
小学校五年生のときには授業の一環で小説を書いた。霊感のある女の子が主人公で、学校の裏の山へ探検にいくようなストーリーだった。そのとき読んでいた漫画がホラー系だったからだと思う。
それから中学、高校とずっと小説を書いていた。実は、小説家になりたい。もちろん今でもときどき小説は書いている。高校三年生くらいから、原稿用紙130枚くらいの今までより長めのものを書くようになった。そうすると、集中力が保てなくなり、ときどき休憩をしたくなる。休憩中には携帯電話をいじったり、動画サイトを見たり、本を読んだりいろいろなことをするのだが、休憩時間も無駄にしたくない!と思うようになった。
それで何を思ったのか、指輪をつくりはじめた。引き出しからテグスとビーズを取り出して、小学生のころに買ったビーズアクセサリーの本を見ながらつくる。これがなかなか良い。集中力も高まるし、20分くらいで出来上がるし、完成するとやっぱり嬉しい。つくるのにはまってしまった私は大量生産することを決め、これを本年度の芸術祭で販売することにした!
宣伝か、といわれれば宣伝です。11月2,3,4日日本大学藝術学部江古田校舎にて行われる芸術祭で、本の森カフェを開きます。そこで私がつくったビーズアクセサリーを売ることにしました。当日は西棟五階でお待ちしております。
さて、そんな気まぐれでいいのかよって突っ込まれる方もいるかもしれません。いいんだよ。だって私が代表だもん。出すメニューも私のわがままで決めるし、装飾だって好きにやっちゃうもん。なので突然の物販もやっちゃうんです。本当はジェルネイルアートもやろうかと思ったけど、時間がかかるし忙しくなっちゃうので残念ながら。ネイルチップを販売する企画はあるみたいなので、ぜひ芸術祭きてね。
ちなみに指輪のお値段はひとつ50円。破格!お値段だって私がわがままに決めちゃうからね。このエッセイを読んだよって方には何かサービスしちゃうかもね。このエッセイを読んだ方はわかると思うけど、私、うそつきだからね。
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