〈林芙美子〉を探す旅。上野から伊香保へ(第一回)
ここをクリックしてください エデンの南 清水正の林芙美子『浮雲』論連載 清水正研究室 清水正の著作
2010年4月29日
文芸評論家の山崎行太郎氏、日芸専任講師山下聖美氏(日芸マスコミ研究会顧問)、日野日出志研究家の栗原隆弘氏(ペンネーム猫蔵)、芸術学博士の小澤由佳氏と日芸の文芸学専攻修士二年の坂本綾乃さん(日芸マスコミ研究会会長・井原西鶴研究)と修士一年の藤野智士さん(日芸マスコミ研究会副部長・林芙美子研究)の総勢七名が、この日午前十一時半、上野駅に集まり、特急草津号で伊香保へと向かった。
今回の研究旅行の目的は①林芙美子の『浮雲』の舞台の一つとなった伊香保温泉街を探索し、林芙美子が泊った旅館を訪ね、その詳細をつきとめること。②山崎行太郎氏とドストエフスキーの初期作品を対象にした「文芸GG放談」をすることであった。
まず、岸権旅館に着いて荷物を部屋に置いた後、みんなで石段通りを散策、石段を登って伊香保神社、飲泉所、伊香保露天風呂まで歩き、路を下って徳富蘆花記念館を訪れ、旅館に戻って午後五時から六時まで山崎氏と対談する。
上野駅公園口で集合
今回はドストエフスキー初期作品で「文芸GG放談」
日芸マスコミ研究会の会長・副部長コンビはいつも元気
魔女コンビはお二人ともに芸術学博士
一人だけ疲れぎみの猫蔵さん
渋川駅に到着
渋川駅から伊香保へ向かうバスの中で。山崎氏が手にしているのはこの日差し上げたばかりの『清水正・ドストエフスキー論全集』第五巻「罪と罰」論余話
自動車部顧問としてはここに寄りたかったが時間の都合で次回に訪れることにした。
伊香保温泉へ到着
林芙美子が宿泊したと言われる旅館「金太夫」の前で
前に見えるのが宿泊する「岸権」旅館
「岸権」旅館の前で
「岸権」旅館の部屋で寛ぐ
伊香保の石段通り
伊香保の石段通り
伊香保の石段通り
伊香保の石段通り
伊香保関所にて 小澤&清水
徳富蘆花記念文学館
徳富蘆花記念文学館にて
ドストエフスキーの初期作品を対象にした「文芸GG放談」
清水正が二十二歳から二十九歳までの八年間に書いた初期作品論
発行は沖積舎 昭和63年6月に刊行した。A五判404頁。定価6800円。この日のために山崎氏はこの本を読んでこられた。
ドストエフスキーの初期作品を対象にした「文芸GG放談」
ドストエフスキーの初期作品を対象にした「文芸GG放談」
「文芸GG放談」に耳を傾ける山下(右)、小澤、藤野、坂本さんの面々
ドストエフスキーの初期作品を対象にした「文芸GG放談」
「文芸GG放談」を終えて夕食の席へ。
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