小林リズムの紙のむだづかい(連載168)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
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清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/

小林リズムの紙のむだづかい(連載168)
小林リズム

【モテ部屋になったらモテるのだろうか】
 
 
 一発芸人とかベストセラーとかブームはすぐに衰えるこのご時世なのに、断捨離ブームは衰えていない気がする。わたしも例にもれずこのブームに乗っかっていたのだけど、そのときはなかなか楽しかった。とりあえず、捨てる!捨てる!捨てる!の繰り返しのおかげで部屋はスッキリとシンプルになったし、余分なものがなくなって快適!…と思って暮らしていたのが4月の話。それから時は過ぎ、わたしの部屋は「断捨離してほしいYO!」と訴えるようになってきた。特に冷蔵庫のなか。「自炊をしよう!」と決心したその日に買った食材で埋まっているのだけど、ナマモノだから日持ちせず、次々に腐っていく。卵、ヨーグルト、豆乳が悪くなるのはわかるとして、人参においては芽まで生えてきてびっくりした。ミニトマトもしわしわになっていたし、キャベツは見た目が変わらないぶん食べるのが怖い。その現実に触れてしまったから余計に面倒になり、今では冷蔵庫さえ開けない日が続くので、開かずの踏切ならぬ開かずの扉と化してしまっているのだった。
 そういえばこの間ネットで炊飯器を放置した画像が載っていたので見てみると、グリーンになったそれはもはやお米とは呼べないシロモノになっていて鳥肌が立った。もしかしたらわたしも良い勝負なの…?でも、さすがにあそこまではいきたくない…と自戒するべく再び掃除を試みたのだった。

 「部屋を綺麗にすれば頭のなかも整頓される!」というその言葉を信じてわたしはここまでやってきたのだけど、実際のところどうなんだろう?部屋を綺麗にすれば頭のなかが整理される…というよりは、頭のなかが整理されている状態だから部屋もキレイに保てるような気がする。だって、めちゃくちゃ疲れて帰ってきた日に、「さあ、これから洗濯!」などという気分になれないし、しんどいときに「部屋を掃除しよう!」なんて行動はなかなか起こせない。それと同じで啓発系信者の人が「環境が変われば自分も変わる!」と信じてむやみやたらとスゴイと言われる人と出会っていたりするけれど、それも逆なんじゃないかなぁ。「自分が変わって、そしたら環境も変わった」というのが正しいような気がする。自分が変わる準備ができていない状態でスゴイと言われる人に出会っても、吸収しきれないと思う。と、まあそんなことを考えていたらきりがないわけで、いずれにせよいつかは自分を奮い立たせて、掃除をしたり人と会ったりしないといけないのもわかるのだけど、まずはそういうメンタルに自分を追いやっていかないと動けないのだった。

 …というわけで、ここのところ落ち込んだりヘコんでいたりして掃除ができなかった。(という言い訳をしたいがための長い前置きなのだけどね)。久しぶりに汚い部屋を掃除しだしたらメキメキと楽しくなってきて、雑誌に載せられそうなくらい(誇張あり)のモテ部屋になったのだった。誰かをうちに呼びたいくらい。こういうときに恋人がいたら気軽に「うちに来ない?」とか言えるのだろうけどね。いや、そもそも恋人持ちの子の部屋がキレイなのはいつでも人を呼べる状態の部屋が保てているからなのか。ということは、頭のなかが整理されている人=モテる…?やっぱり自分に余裕や落ち着きがあることって大事なのね。

小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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