金星が太陽に重なる

柏の水郷で飲んでいると隣の席のシゲちゃんが今日(六月六日)の金星の太陽面通過の話をボソッとする。一瞬、背筋がゾッとする。宮沢賢治の「まなづるとダァリヤ」が脳裏をはしる。その後、シゲちゃん相手に「まなづるとダァリヤ」の話をする。この童話に関しては一冊本を書いている。宮沢賢治の天才を改めて感じたが、その詳細をここで語るわけにはいかない。興味のある方は拙著を読んでくださいとしか言いようがない。

海老原重夫さんと。水郷で。