大庭英治教授を研究室に訪ねる。

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四月九日、ガイダンス前の一時半に美術学科の大庭英治教授を研究室に訪ね、図書館企画の「林芙美子の芸術」の協力をお願いしてきた。林芙美子が描いた油絵に関するコメント(エッセイ)と、林芙美子の肖像写真を題材にして大庭画伯独自の肖像画を描いてほしいという依頼に快く応じていただいた。大庭教授の絵は最初に見た時から私の心をゆさぶった。現実と非現実の狭間に込められた深い悲しみ、喜び、憤りが、青、赤、黄、緑に託され、淡い幻想的な時空を醸し出している。大きな声で叫ぶ慟哭ではなく、優しく包み込む、祈りの慟哭が静かに心地よく伝わってくる。椅子についた私にコーヒーをいれてくださった。やさしいもてなしに恐縮したが、おいしく頂いた。感謝。

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http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/20100715/1279160898