清水正著『「浮雲」放浪記№1』刊行のお知らせ

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ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
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清水正の著作　　 Ｄ文学研究会発行本　　 グッドプロフェッサー

今年もわずかな日数を残す時期となった。とにかく一年間がアッという間に過ぎ去る。林芙美子の『浮雲』に関しては断続的に書き継いで三年目を迎えたが、『浮雲』論として上梓するすることはまだまだである。「清水正研究室」で連載した『浮雲』論の後は、当ブログで続けて連載しているが、今回はその一部を『「浮雲」放浪記№1』（Д文学研究会）として刊行することにした。限定三百部の私家版で市販はしません。以下に紹介する表紙は見本である。完成するのは来週20日過ぎである。表紙の林芙美子の肖像写真は二枚とも林福江さんが所蔵する「林芙美子のアルバム」から使わせていただいた。特に裏表紙の写真は林芙美子の新たな一面を醸し出している。芙美子が見詰めていたもの、──その怪しいまでの静謐なまなざしにわたしの心はさわぐ。