日芸図書館に漫画・アニメ・ゲーム関係の文献を充実させる

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本日は午後二時過ぎにジュンク堂書店外商部・営業担当の塚本勉さんが図書館長室を訪れた。副館長の高橋教授、戸田課長、山崎主任を交えて塚本さんの話を聞くことになった。ジュンク堂では、直接書店を訪れ、ハンディターミナルでバーコードのついている書籍を読み取り、注文が可能ということであった。現物を見てその場ですぐに注文できることは、利用者に必要な本を時間をおかずに提供できるメリットがある。これから積極的に利用したいと思い、午後五時過ぎ池袋のジュンク堂の地下一階にある漫画コーナーを訪れ、田中香織主任と名刺交換した後、手塚治虫、つげ義春、白土三平、水木しげる、近藤ようこ、丸尾末広、などの漫画家の代表的な作品を注文してきた。今年、日芸図書館は漫画、アニメ、ゲーム関係本を重点的に集めることにしている。

左より戸田課長　塚本さん　清水正　高橋教授

芸術系の大学では、京都精華大学にマンガ学部が、大阪芸術大学にキャラクター造形学科、東京工芸大学芸術学部にマンガ学科があり、京都造形芸術大学では今年からマンガ学科が創設された。その他にも十を越える大学がマンガ学科やマンガ専攻コースを設けている。日芸では文芸学科の専門科目として私の担当する「マンガ論」、日野日出志、佐近士諒先生の「マンガ実習」、志賀公江先生のゼミが設けられている。これからマンガ、アニメーション、ゲームなどはますます注目される分野であり、図書館としても力を入れて関係文献の充実をはかり、漫画家の原画なども蒐集したいと思っている。