「林芙美子の芸術」展示(第一回)

江古田校舎西棟四階・図書館入口前の展示コーナーにおいて、今年は連続して「林芙美子の芸術」展を開催していきます。四月一日より第一回目の展示を開始しました。林芙美子の代表作である「放浪記」「浮雲」の初版本。直筆の文章が貼り付けられた『歴世』の本や直筆書簡などの展示、林芙美子の年譜などが掲示されています。大学の図書館としてはあまりにも小さな展示スペースではありますが、今後工夫しながら、随時、興味と関心のひく展示をしていきたいと考えています。
平成23年度は日芸図書館らしいカタログ誌『林芙美子の芸術』を今秋までに刊行の予定ですすめています。三月二十五日には演劇学科の神永光規教授に「林芙美子と演劇」のテーマで原稿を依頼し、快諾していただきました。展示に関しては芸術資料館の野田慶人館長、鈴木保彦副館長とも相談しながら進めていきます。三月八日には鈴木福館長に相談に乗ってもらい、有意義なアドバイスなどいただいています。

四月一日より展示



図書館長室で神永教授に原稿依頼。三月二十五日撮影。

三月八日、芸術資料館副館長の鈴木保彦教授を訪ね、展示に関する相談。展示ケースの借用などに関してアドバイスを頂く。