遠藤周作の未発表戯曲「善人たち」を読んだ。
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動画「清水正チャンネル」https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%AD%A3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
お勧め動画・ドストエフスキー『罪と罰』における死と復活のドラマ https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk&t=187s
近況報告
トルストイの「神の王国は汝らのうちにあり」と「教義神学の批判」を読み終え、「新潮」三月号に掲載された遠藤周作の未発表戯曲「善人たち」を読んだ。キリスト者の生き方、国家、戦争、人種問題を絡めながら、愛、裏切り、卑怯などを問い詰めている。「新潮」三月号の発売日は二月初め、まだロシアのウクライナ侵攻はなかったが、まるで〈現在〉に取材したかのような作品である。人間が生きてある限り、問題は何一つ解決しない。非戦論を唱えたトルストイ、同情・憐憫を誰よりも深く描いたドストエフスキーを、プーチンはいったいどのように読んだのだろうか。今こそロシア人は自らの大地が生み出した大作家たちの作品を熟読すべきだろう。
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