【「ナスDの大冒険YouTube版」【天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材】春~夏、そして二回目の冬 絶景編第2話。】を観た。

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エデンの南 清水正コーナー

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動画「清水正チャンネル」https://www.youtube.com/results?search_query=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%AD%A3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

お勧め動画・ドストエフスキー罪と罰』における死と復活のドラマ https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk&t=187s

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 今日は誕生日。七十三歳となった。精神は三十歳だが、肉体の衰えはどうしようもない。神経痛さえなければ行動が制限されることもないのだが、とにかくこの痛みで一日の大半を横になっている。そのせいで動画を観る時間が半端ない。一日に二十時間以上観ていることもある。実に多くのジャンルの動画を観ているが、一昨日、偶然【「ナスDの大冒険YouTube版」【天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材】春~夏、そして二回目の冬 絶景編第2話。】

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を観た。久しぶりに動画で感動した。

 はじめNHKのドキュメンタリー番組と思っていたが、意外にもテレビ朝日特番のYouTube版であった。番組そのものの内容もすばらしかったが、注目したのは友寄隆英(ともよりたかひで)というディレクターであった。そこで現在まで配信されている【ナスDの大冒険】をすべて観ることになった。動画で批評衝動にかられた最初のものである。なぜディレクターの友寄が〈ナスD〉と呼ばれるようになったのかも動画を観ればわかるのでここでは説明しない。

  〈ナスD〉のディレクターとしての企画力、編集力は当然ながら、彼の人間的魅力が突出している。彼はアマゾンの部落で現地人と接するときに「うれしい。おいしい。たのしい。」を何度も口にしている。ひとから勧められるとぜったいに断らない。酒はどんなに飲んでも酔わない。このひとの胃袋はどうなっているのかと思うほどの大食漢で、しかも異様なほどの健康体である。ディレクターにバケモノ、怪物、超人がついてもおかしくない男である。動画で観るだけでも、彼の暖かい、優しい、思いやりのある性格が伝わってくる。アマゾンの現地人の女性や子供たちが、すぐに彼のこういった性格を見破ってすばらしい笑顔で接してくる。

    わたしはここ二十年間ほどテレビを観ていなかったので、一昨日までこういった有能なすばらしいテレビディレクターの存在を知らなかったが、彼の存在を知って、日本のテレビ界にもまだ希望は残されているかもしれないと思った。どの世界にも言えることだが、要は〈人間〉なのである。友寄という〈ナスD〉はテレビ界の救世主となるかもしれない。彼こそは〈テレビ界〉と〈YouTube界〉をつなぐ、現代が求めているディレクターと言えるだろう。

 彼が朝日テレビに在籍しながらユーチューバーとして活躍できるメリットは大きい。ヒマラヤやアマゾンへの現地取材など、多額の資金と有能な複数のスタッフを必要とする番組作りは、個人のレベルではどうしようもない。〈ナスD〉の今後の活躍に期待するところ大である。YouTuberのシバターが〈ナスD〉に驚異を感じるというコメントを動画で発信しているが、有能なYouTuberには有能なテレビディレクターを本能的にかぎつける解析力が備わっているということであろう。

 いずれにせよ、 まだ観たことのないひとは是非【ナスDの大冒険YouTube版】をみてほしい。企画力・編集力が抜群だけでなく、タレント力もすごい、体力もすごい、絵もうまい、歌もうまい、人間味豊かなあたたかい〈ナスD〉の魅力の虜となるだろう。わたしはこういったひとに〈男〉を感じる。わたしは今、幸徳秋水を読み続けているが、彼も命を賭けて己の信じる思想信条を全うした。自らの生き方に責任をもてないようなひとはだめである。

〈マスD〉の魅力についてはいくらでも語れそうだが、「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺もあるので、今回はここでやめておく。2022/02/08 21:55

 

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表紙

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目次

 

清水正研究」No.1が坂下ゼミから刊行されましたので紹介します。

令和三年度「文芸研究Ⅱ」坂下将人ゼミ

発行日 2021年12月3日

発行人 坂下将人  編集人 田嶋俊慶

発行所 日本大学芸術学部文芸学科 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

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表紙

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目次

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清水正・批評の軌跡」展示会場にて(9月1日)伊藤景・撮影

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清水正・批評の軌跡」展示会場にて(9月1日)伊藤景・撮影

 

 

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動画撮影は2021年9月8日・伊藤景

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清水正・批評の軌跡Web版で「清水正ドストエフスキー論全集」第1巻~11巻までの紹介を見ることができます。下記をクリックしてください。

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清水正著『ウラ読みドストエフスキー』を下記クリックで読むことができます。

清水正•批評の軌跡web版 - ウラ読みドストエフスキー

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韓国語訳『ウラ読みドストエフスキー』はイーウンジュの翻訳である。イーウンジュはわたしの教え子で拙著『宮崎駿を読む』の翻訳者でもある。現在、ソウルで著作活動に励んでいる。

 

「松原寛と日藝百年」展示会の模様を動画でご案内します。

日大芸術学部芸術資料館にて開催中

2021年10月19日~11月12日まで

https://youtu.be/S2Z_fARjQUI松原寛と日藝百年」展示会場動画

https://youtu.be/k2hMvVeYGgs松原寛と日藝百年」日藝百年を物語る発行物
https://youtu.be/Eq7lKBAm-hA松原寛と日藝百年」松原寛先生之像と柳原義達について
https://youtu.be/lbyMw5b4imM松原寛と日藝百年」松原寛の遺稿ノート
https://youtu.be/m8NmsUT32bc松原寛と日藝百年」松原寛の生原稿
https://youtu.be/4VI05JELNTs松原寛と日藝百年」松原寛の著作

 

日本大学芸術学部芸術資料館での「松原寛と日藝百年」の展示会は無事に終了致しました。 

 

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