小林リズムの紙のむだづかい(連載307)

小林リズムの紙のむだづかい(連載307)
清水正への原稿・講演依頼は 　qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp　宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。

Ｄ文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp)　で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。Ｄ文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価（送料無料）でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。

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四六判並製160頁　定価1200円＋税

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『ドラえもん』の凄さがわかります。
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清水正へのレポート提出は 　qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp　宛にお送りください。

小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/

小林リズムの紙のむだづかい(連載307)
小林リズム
　　【もう大して若くないらしいから①】

　 1月13日　月曜日　成人の日　

　布団から出たくない。一日中横になっていたい、甘いものが食べたい、眠くて仕方ないという症状で「冬うつ」という言葉があるらしいのだけど、もしかしてソレなの…？身体を起こして1日を始めるということが苦痛で仕方ない。「まだ寝たい！」「何もしたくない！」という気持ちが日に日に増して、これはヤバいんじゃないかと慌てて毛布にくるまりながらネットで検索をかける。『身体の疲れ　体力温存』―。

　なんだかんだと偉そうなことを言いつつ、人の言動に影響を受けやすい私は、先日占い師に言われた「体力がないわネー。疲れやすいワネー」という言葉をもろに食らってしまい、おびえている。考えてみたら、学生の頃からオールナイトをした翌日は丸一日空けておかないとツラかった。けれど、まわりの子たちは「オール明けのバイト〜！」とか余裕そうだった。そういえば「仕事に夢中になると寝食忘れて没頭！」というのも経験したことない。何かに夢中になっていても絶対に食べるし、寝る。睡眠欲と食欲を満たさなかったら動けない…。記憶をたぐり寄せていくうちに、自分は人よりもだいぶ消耗しやすいタイプなんじゃないかと思えてきた。同世代の子だけじゃない。私よりも上の年代の人たちも、ガンガン飲んで、ガンガン遊んで、ガンガン仕事をしているという強靭な体力を持っているような気がする。ゴルフで一日中動き回ったあとにお酒を飲んで、翌日の朝9時に仕事があるのに深夜まで飲み続けるなんて、生命力の塊としか思えない。私だったら翌朝に絶望的な気持ちになってあまりのツラさに泣けてきてしまうだろう。

　気持ちの面で気づけなくても、身体は正直なものだ。心のストレスが胃に直撃することもあるらしい。私は自分のことを適当で楽観的だと思っていてストレスフリーだと信じていたけれど、どうやらそうでもないらしい。安定しない生活は心の余裕をなくし、身体にまでも影響をおよぼす。珍しく食欲がなくなり（かといって痩せるわけでもなく）、行動を起こす力がみなぎってこない。身体もダメで生活もダメなんて救いようがないではないか。だから、やっと踏ん切りがついて、買ったのだ。

　
　小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか？」
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