小林リズムの紙のむだづかい(連載281)
小林リズムの紙のむだづかい(連載281)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい(連載281)
小林リズム
【あいちゃんの話】
スタバでコーヒーを飲んでいたら、隣に座っている二人組の男性が“あいちゃん”の話をしていた。どうやら“あいちゃん”は、同じ仕事仲間らしく、若くてちょっと可愛い女の子のようで、ポテンシャルは高いけれどあまり仕事はできない子らしい。話を聞いているうちに、次第に“あいちゃん”の性格が私と似ていると気づき、いてもたってもいられなくなった。
「あいちゃんさ、やる気はあるんだけどね。いつもちょっと自分にベクトルが向きすぎているから…」
「まず最初に自分を守るところに意識がいくんだよね。自分への意識ばかりで周りを見れていない」
「この間、お客さんにコーヒーをこぼしちゃったときあったでしょう?あのとき、お客さんを心配するのが最優先だけど、あいちゃんは自分が落ち込むことが最優先になってた」
「あいちゃん、いい子なんだけどなぁ…。きっと本人が一番辛いと思うんだ。自分を責めるから」
「自分でそれに気づければいいんだけどな。そうすればもっと自分の気持ちが楽になるし、仕事を楽しめる」
ああ、そうか…。あいちゃん…。『自分が相手からどう見られるのかを想像すること』と『相手がどういう気持ちでいるのか想像すること』は、似ているようでまったく違う。前者は自分に針が向き、後者は相手に針が向いている。私もあいちゃんも前者で、人から嫌われないようにすることを心掛けてきたから他人から拒絶されることは少なかったのかもしれない。そして最初の頃はそれが「優しい」と評価されることもある。けれど本質は違う。言うなれば「優しいんじゃなくて、臆病なだけ」という言葉があるように相手に向かった優しさではなく、自分を守る優しさ。同じ行為でも意味が違う。…あいちゃん、一緒に頑張ろうね。
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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