清水正著『ドストエフスキー「白痴」の世界』の紹介


この本に収録された『白痴』論は1985年12月23日に書き始め1987年5月11日に書き終えた。すでに二十六、七年も過ぎた。『アンナ・カレーニナ』論を含め、刊行したのが1991年11月。先日久しぶりに読み返したが、今度『清水正ドストエフスキー論全集』第七巻に収録したいと考えている。


東京ノーヴィ・レパートリーシアターが発信しているユーチューブより再録。わたしは十月七日に『白痴』公演を観劇したが、この最初の場面に注目した。ぜひ観てもらいたい、すばらしい公演であった。ドストエフスキー文学の魅力が、舞台でこれだけ表現されたことに感激した。