日芸・自動車部新部員歓迎会は伊香保で(連載第三回)

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清水正の著作   D文学研究会発行本
日芸・自動車部新部員歓迎会(2010/7/27)
昼食の後、ひたすら高速道路を走って午後二時過ぎ「徳富蘆花記念文学館」に到着。蘆花は明治31年(1898)31歳の時に国民新聞に「不如帰」の連載を開始する。この年、蘆花は初めて伊香保を訪ねて滞在。明治39年(1906)39歳の時にトルストイをヤースナヤ・パリャーナに訪ねている。昭和2年(1927)60歳、病状悪化で伊香保に転地。9月18日永眠。
今年はトルストイ没後100年という記念すべき年だが、蘆花記念文学館では特別な企画はなかった。今の若い人たちトルストイを読まず、ましてや徳富蘆花の名前さえ知らない。日芸・自動車部の部員には、ぜひ二人の作家に対する理解を深めてもらいたいと思い、文学館訪問を企画した。