2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大泉黒石全集第六巻を読み終わる

大泉黒石全集第六巻を読み終わり、第七巻を読み始めた。歳のせいか、春のせいか、とにかく眠い。眠いときには五分でも十分でも眠ることにして、それから本を読むことにした。大泉黒石全集は全九巻、とにかく読み終えることにしよう。 昨日、江古田文学82号に…

本日午後一時より資料室前フロアで文芸学科三年生のガイダンスが行われた。わたしは図書館利用について話す。のみならず日芸図書館が刊行した『林芙美子の芸術』『日野日出志』の紹介などもする。今、日芸図書館は動いている。

平成二十五年度の「図書館利用案内 LIBRARI GUIDE」

平成二十五年度の「図書館利用案内 LIBRARY GUIDE」ができあがった。今年の図書館企画は日本のマンガ家シリーズ第二弾『つげ義春』のカタログ作成と、林芙美子生誕百十年を記念して「世界文学の中の林芙美子」の展示会と『世界の中の林芙美子』のカタログ作…

清水正の「ドストエフスキー論」自筆年譜(連載4)

「江古田文学」82号(特集 ドストエフスキーin21世紀)に掲載した「ドストエフスキー論」自筆年譜を連載する。 清水正の「ドストエフスキー論」自筆年譜(連載4) 一九七五年(昭和50年)26歳 ●ベトナム戦争終結(4月30日) ○「『プロハルチン氏』をめぐって──…

清水正の「ドストエフスキー論」自筆年譜(連載3)

「江古田文学」82号(特集 ドストエフスキーin21世紀)に掲載した「ドストエフスキー論」自筆年譜を連載する。 清水正の「ドストエフスキー論」自筆年譜(連載3) 一九七一年(昭和46年)22歳 ○「〈断想・2〉肖像画に見るドストエフスキ──ー並びに批評の問題…

大泉黒石全集第五巻「人生見物」「人間廃業」を読み終える

大泉黒石全集第五巻「人生見物」「人間廃業」を読み終える。落語調饒舌体の文章で全編、自虐的挑戦的な皮肉とユーモアに満ちている。ゆっくりした気分で落語を聴くようなかまえでないと多少退屈だが、時に鋭い人間風刺がワサビのようにきいている。さて、本…