小林リズムの紙のむだづかい(連載254)
小林リズムの紙のむだづかい(連載254)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
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京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
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清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい(連載254)
小林リズム
【本当にシンプルイズベストなの?やっぱ足りない】
もともと片付けが得意なほうではなくて、学生時代に居候させてもらっていた祖母にもよく「いらない物は捨てなさい!」と悲鳴をあげられていたのだけど、最近のわたしの部屋は結構綺麗で、しかもその状態をキープしている。というのも、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない♡」というアントワネットよろしく、「片付けなヘタなら物がなければいいじゃない♡」方式で見境なく捨てていったおかげで、必然的に部屋が汚れなくなるという究極の方法を編み出したのだった。
振り返ってみればこれまで、収納ボックスや小さな棚をなども購入しては「インテリアに凝ってる女子部屋」を目指して頑張ってきたりもしたのだけど、なんせ片付け下手の人って“物を整頓する”ということがニガテなのだから、いくら収納する場所ができてもすぐに中身がごちゃごちゃになってしまう。ただでさえ8畳の1Kなので、収納ボックスの登場によってますます部屋が狭くなる。あれ、もしかしてこの収納ボックスが邪魔…?と気づいて、わたしの捨てスイッチがオンになったのだ。
もともとあらゆることに対して執着心に欠けるわたしは、労力を使わなくても次々に物を捨てることができる。「これ、使うかな…?」と迷うことも少ない。こんまり先生の『人生がときめく片づけの魔法』のように「ときめかない物は捨てる!」と感覚的に判断して40リットルのごみ袋に押し込んでいく。溜まっていくゴミ袋を見て、いらないものばかりに囲まれて生活していたのだなぁとびっくりした。今までいらないものたちによって自分のスペースを奪われていたなんて…。いらないものを置くために家賃を払っているわけじゃないのに…。と打ちひしがれて、今ではすっかりと物を捨てることにハマッている。祖父母からもらったやたらと高級な絨毯は実家へ送ったし、服もバッグも靴も捨てた。いつも何か捨てるものを…!と探しているような感じもする。
きっとわたしには、何かを持っていないことによって生まれる不安よりも、何かを抱えることのストレスのほうがしんどいのかもしれない。持たない不安よりも、持つストレス。必要になったら買えばいい。今使わないものは今いらない。シンプルなのか乱暴なのかよくわからないけれど、これって生き方にも繋がる気がする。とは言っても、ありとあらゆるものを捨て続けた結果、残っているものは便利なものや毎日使うものくらいしかなくなってしまった。そう考えると「本当に必要なもの=本当に大切なもの」とも限らないなぁ…。どうしても譲れないお気に入りのものとか、役に立たないけれど大事なものとか、そういうものが日々を彩らせるのだとしたら、早急に見つけなくては…。
Ps
…とか思っていたら、本屋さんですごいエッセイコミック見つけたよ。ゆるりまいさんの『わたしのウチには、なんもない。〜「物を捨てたい病」を発症し今現在に至ります』。わたしはここまではいかないけど、リンクするところがたくさんあってびっくり&ますます物を捨てたくなるのでオススメ。笑
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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