金曜日は日野日出志先生と飲み会

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金曜日はマンガ実習を終えた日野日出志先生、エッセイ研究を終えた山崎行太郎先生、それにアートギャラリーでの「林芙美子の芸術」の展示を見に江古田校舎を訪れた窪田尚先生などが私の研究室に集まった。この日は久しぶりに仲間が集まって椎名町の「正ちゃん」で飲み会。日野日出志先生は「蔵六の奇病」の映画化を果たしたいという壮大な夢を語った。研究意欲満々の女性陣はこの日も熱弁をふるった。山下聖美さんは新著『女脳文学特講』(三省堂)で扱った林芙美子与謝野晶子平塚らいてう伊藤野枝ばりの情熱で男性陣に迫った。小澤さんも山下さんに負けず劣らずの元気で、熱いオーラをふりまいた。新著で芙美子における手塚緑敏、晶子における与謝野鉄幹、らいてうにおける生田長江、野枝における大杉栄などのプロデューサー的役割と保護者ぶりを的確に描いた山下さんは、さすが肉食系女流研究者の振舞い方をじつによく心得ている。こういう時の山崎さんのすました笑顔は年季がはいっていてなかなかいい味がでていた。