近況報告
相変わらず『罪と罰』について書き続けている。
今日は送られてきた「季刊文科」82号を開いて松本徹「輪廻転生への希求 三島由紀夫没後五十年」と勝又浩「初めにことばあり─神と神々(2)」を読む。勝又論文は西洋の神と日本の神の違いに言及したもので、わたしの関心と共通するものがあり興味深く読んだ。続けて「新潮」11月号の連載評論・大澤信亮「小林秀雄」を読む。「新潮」は表2にD文学研究会発行の著作の広告を載せているので毎月送られてくる。必ず読むのがこの連載である。今回で69回ということでずいぶん長く連載しているがいつも面白く読んでいる。坂口安吾の「教祖の文学」がとりあげられている。小林批評の本質を安吾なりに鋭く指摘したもので、今日でも少しも色あせていない。
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「池田大作の『人間革命』を語る──ドストエフスキー文学との関連において──」
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これを観ると清水正のドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。
ドストエフスキー『罪と罰』における死と復活のドラマ(2015/11/17)【清水正チャンネル】 - YouTube