小林リズムの紙のむだづかい(連載584)
青林堂刊行の『「ガロ」という時代』に「月刊「ガロ」創刊50周年記念に寄せて わたしが魅せられた「ガロ」の漫画家たち」を執筆した。
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上製本・294頁。定価1800円+税。装丁・森嶋則子
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『清水正・ドストエフスキー論全集』第七巻。2014年7月31日刊行。D文学研究会発行・星雲社発売。A五判上製585頁。定価7000円+税
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清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
四六判並製160頁 定価1200円+税
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清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
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D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
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京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
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【親と喧嘩した話】
思春期を過ぎたあたりから、私のことを私以上に心配するお母さんのことが少しばかり負担になった。こんなことを書くと、きっとお母さんは傷ついちゃうだろうけど、でも言語化してみるとそうだったんだから仕方ない。そしてそういうのってどんな親子関係でもあるよなぁ、と思うからそんなに重い問題だとは思わない。
ただ、心配されればされるほど私はその支配下から逃げたくなった。でも、結局は親の望む、強気で天真爛漫な娘であり続けることにこだわり続けていた自分もいたりして、もうよくわからなかった。
お母さんが私を心配することで、私は自分が傷つくことを必要以上に恐れるようになった。私が傷つくことはお母さんが傷つくことに繋がるから、人と深く関わることにも慎重になった。私はずっと、お母さんに守られていたのと同時に、お母さんに私が傷つくべき権利を奪われていたんだと思う。子どものことをあらゆる敵から守るのが親の権利なんだと、これまで私も思っていたから。それがおかしなことだと疑ったりもしてこなかった。
もちろん親の事なんて何があっても大好きな存在なんだから文句は言っても恨めはしない。嫌いになったり恨んだりすることができないぶん、余計に重かった。こういう話をしようとすると、お母さんはいつも「喧嘩になるから」と言って電話を切ってしまう。娘の言うことは聞いてくれても、気持ちは聞いてくれないのだと思うと悲しかった。耳をふさがれたら何も話せないし、一方的に怒るしかなくなる。
私が傷つく可能性を持つ前に、お母さんは私の周りにガードをつくって傷つけまいとしてくれた。だから私は傷ついてこなかった。でも本当は私はずっと傷つく実感をしてみたかったんだってことにふと気づいた。私が傷つくとお母さんに傷が向かう。そうじゃない痛みをきちんと知っておきたかった。「傷つく前に帰ってきなさい」って言われるよりも、「傷ついたあとでも帰って来ていいよ」って言われるほうがずっとありがたい。
いじめられたり弄ばれたりすることがあったっていいし、そんな傷を負ったくらいじゃたくましい娘は回復するんだということを知ってほしい。図々しく生きてきたんだから、これからも大丈夫だってことを信用してほしい。
ていうか心配する必要なんてないのに、と思う。こんだけ愛情注いで育ててもらったんだから、私が自分をないがしろにすることなんてないし、自分のことを雑になんて扱ったりもしない。おぼれるくらいに愛情をもらったから、さすがに息苦しくて誰かに愛情をおすそ分けしたいくらい。幸せな環境で育ててくれてありがとう。もらった無償の愛を同じように誰かに注げられる人になるから、まあ見ていてよ。
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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