『「ガロ」という時代』に執筆した下原敏彦さんと山下聖美さんと乾杯

作日は夏休みあけ初日の講義。所沢校舎で「文芸特殊研究Ⅱ」は『銀河鉄道の夜』をとりあげる。受講生の半数ほどが読んでいない。雑談を交えながらハイデガーの『存在と時間』などとりあげる。「マンガ論」は森田拳次丸出だめ夫』について講義。関連して赤塚不二夫の『天才バカボン』についても触れた。驚いたことに受講生のほとんど全員がこの作品を読んでいなかったことだ。名前さえしらなかったという者もいる。赤塚不二夫のマンガも忘れられていくのだろうか。「文芸研究1」はゼミ雑誌刊行に向けての話。帰りはタクシーで所沢の居酒屋「百味」で飲む。『「ガロ」という時代』に執筆した下原敏彦さんと山下聖美さんと乾杯。