月曜日は所沢校舎での授業

五月二十日月曜日は所沢校舎での授業。まずは一時から「文芸特殊研究Ⅱ」。この授業は宮沢賢治の童話『どんぐりと山猫』。朗読と演技と講義と雑談。今年は演劇学科演技コースの元気のいい受講生がおり、楽しい授業を展開している。二十日は<栗の木>や〈すきとほった風〉などを演じてもらった。こういう役は意外性もあり、演技コースの受講生はやる気まんまん。本当は動画で紹介したいが、とりあえず写真で。二時四十分からの「マンガ論」はつげ義春の「古本と少女」。感想を書いてもらった後に講義。わたしの似顔絵をひたすら描いていた美術学科の学生がいたので記念撮影。この授業は毎回ビデオ撮影している。いずれ動画で紹介することもあろう。四時二十分からは一年生のゼミで、これはもっぱらドストエフスキーの『罪と罰』。この日は「プリヘーリヤの手紙」について意見を述べてもらった後に講義。いずれにせよ月曜日は授業がおわるとへとへと状態。疲れをとるにはアルコール。ということでこの日は池袋で飲むはずが、予定のひとたちがこられなくなったというので、急遽、所沢に変更、吉田類の酒場放浪記でも紹介されていた「百味」に落ち着いた。わたしと下原敏彦さんはホッピーで、山下聖美さんはレモン酎ハイで乾杯。この店の雰囲気は庶民的でなかなかよい。


以上、「どんぐりと山猫」の授業風景

「マンガ論」で似顔絵を描いていた美術学科の学生

「百味」でくつろきの時を過ごす。