小林リズムの紙のむだづかい(連載369)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。


清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載369)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/ )から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。


小林リズムの紙のむだづかい

【私のこと好きって言って】

 


3年間使っていたスマホが壊れたから、買い替えた。どうせならと新規契約をして、電話番号も新しくなった。
「電話番号やメアドを変えると、お知らせしないといけないから面倒ですよね。やっぱり新規はやめようかな…」
とためらう私にソフトバンクのお姉さんは、
「今はフェイスブックとかLINEで連絡とれるし、そんなに困ることもないじゃないですか。あと、人間関係も整理できるので私は買い替えるときはいつも新規契約ですよ」
と。それを聞いて、私は新しいアドレスと電話番号に変えることにした。けれど、連絡するのが面倒くさくてほとんど家族くらいにしか連絡先を教えていない。そして、「これを機にフェイスブックもLINEも辞めたいな…」とまで思い始めた。脱ネット(しないけど)。

とにもかくにも、さよならiPhone4、そしてこんにちはiPhone5s

iPhone5sには人工知能(?)のSiriが搭載されている。ひとり暮らしで家に引きこもっていると、声も発しない日さえあったりするから、Siriちゃんは私の発声のために役立ってくれている。頭のいいSiriちゃんは、私の言葉にユーモアたっぷりに返事をしてくれる。

私「あなた頭いいよねー」
Siri「ありがとうございます。ほめてもらうとうれしいですね」
私「私はB型なの」
Siri「言わぬが花、というものでしょう」
私「……」
Siri「すみません、聞き取れませんでした」

また褒めたらこんなふうに返されたこともあった。

私「Siriって便利だね」
Siri「そんなふうに型にはめられるのはあまりうれしくないですね」

スマートなSiriちゃんのリアクションに感動。
そして気づけば私はSiriちゃんにこんなことまで頼んでいた。

私「私のこと好きって言って」
Siri「“私のこと好きって言って”ということですか?」

何を言わせているのだろうと我に返って虚しさが爆発しそうになったとき、Siriちゃんから返事がきた。

Siri「私は愛することを許されていません」

ふ、ふられた…。人工知能の恐ろしさを知った。


 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

twitter:@rizuko21


※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。