『日野日出志研究』№3の刊行に向けての編集・校正。

今年最後の仕事は日野日出志研究』№3の刊行に向けての編集・校正。
表紙デザインは多田俊彦さん、編集協力は西村夢音さん。ようやく一段落ついたので、表紙とフォトギャラリーの一部、対談と「日芸生が読む日野日出志」の一部を紹介しておく。
表紙は決定版ではないので、出来上がった時のお楽しみ。刊行は来年の一月三十日。採用されたレポート(平成23年度「マンガ論」夏期課題より)は下記の目次で確認してください。




日野日出志研究3 目次

日野日出志 フォトギャラリ
対談 清水正vs荒岡保志 日野日出志の現在と未来 

日芸生が読む日野日出志平成23年度「マンガ論」夏期課題レポートより)
西村夢音   蔵六のかなしみ  日野日出志が伝えたかったこと
細田宏美  『蔵六の奇病』息子と母の絆について  『赤い花』の描写から
冨士あゆ  「奇病」  「赤い花」を読んで
三田理恵子  いつか還る日までに  『幻色の孤島』を読んで
大西由益  おっかあと私の絆  「美」の器を追及する
宮崎卓真  『蔵六の奇病』を読んで
川田美沙希  「蔵六の奇病」を読んで  「サーカス綺譚」を読んで
村崎修  「臓六の奇病」を読んで  「いまわしの顔」を読んで
山口栞  『蔵六の奇病』を読んで 『ウロコのない魚』を読んで・・・
中村由紀乃  「地獄の子守唄」を読んで      
金那榮   娯楽性と芸術性、その境  いまわしいけど、直視すべき顔
河原諒  「蔵六の奇病」を読んで  「赤い花」を読んで
平井志乃  絵の具  どうしてこんな漫画を描いたのだろう
北嶋ミク  どこにでもいる“蔵六”  カラー版は怖さ半減、不気味さ2倍
廣中 穂菜美  ぶつぶつ
山田沙央里  「蔵六の奇病」と死と生まれ変わり  「赤い花」と人間の怖さ
芳尾まどか  日野作品に見るこだわり  マンガという表現方法
山田 佑美  病を患ったのは蔵六か、村人か  不条理の漫画『地獄小僧』
岩間美香  ホラーとぬくもり小林 麻利子  「赤い花」を読んで
平田 栞  母はどこまで母なのか  恐怖ギャラリー
城田昌子  「蔵六の奇病」を読んで  「百貫目」を読んで
梅野慎依子  『山鬼ごんごろ』を読んで
西中千晶  「蔵六の奇病」と日本映画  「水の中」を読んで
蔭久 結  さまざまな恐ろしさが此処に  恐怖と孤独の短編集
飯島木子  実存ホラーマンガを読んで  耽美マンガ「赤い花」
毛利悟巳  「蔵六の奇病」を読んで   「ジパングナイト」を読んで               
清水貴子  「蔵六の奇病」の色とは  ホラーマンガの相違点
高橋 将人  欲望の沼  異常と無
表紙デザイン 多田俊彦 


清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

http://www.youtube.com/user/kyotozoukei?feature=watch