「マンガ論」は手塚治虫『罪と罰』
清水正への原稿・講演依頼はqqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。
ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
ここをクリックしてください エデンの南 清水正の林芙美子『浮雲』論連載 清水正研究室
清水正の著作 D文学研究会発行本 グッドプロフェッサー
月曜日四時限目の「マンガ論」は手塚治虫の『罪と罰』を取りあげ、「マルラードフの告白」の場面を原作と比較しながら講義。読み手は、作者が省略した書かれていないところにこそ想像力を働かせるべきであると伝える。つげ義春『チーコ』で主人公の女性が階段を上っていくシーンにも作中には描かれていない重要な部分の省略がある。話は飛躍し、政治、経済、宗教に希望を見いだせなくなったいま、芸術学部に所属する学生たちは、それぞれの分野でなにをするべきか、ということにまで及ぶ。(記入 TAS・藤野)