林芙美子研究のための取材旅行(連載9)
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清水正の著作 D文学研究会発行本 グッドプロフェッサー
清水正の新刊案内『林芙美子と屋久島』 (D文学研究会・星雲社発売)
A五判並製160頁・定価1500円+税
下関港の唐戸に戻り、レストラン「くいしんぼ」で天ぷらうどんを食べる。山崎さんは旨そうに生ビール。山下さんと藤野くんも生ビールの誘惑には勝てず、定食を頼んだ後に追加注文した。食後、急に眠気に襲われ、ベンチで横になって海風に吹かれる。
しばし唐戸で休憩した後、唐戸駅近くのバス停から十二時46分発のバスで下関駅へ向かう。下関駅から山陽本線で一時12分発の電車に乗り込む。小倉で鹿児島本線に乗り換え西小倉まで行く。駅近くの小倉城を眺めながら北九州市立文学館にたどり着く。
遠くから文学館を見ると緑色の屋根がメルヘンチックな巨大なきのこに見える。文学館近くの道路脇には「映画の中の日本文学ーー昭和編ーー」の大きな看板が立てられていた。