今川英子先生の特別講座

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清水正の著作　　 Ｄ文学研究会発行本　　 グッドプロフェッサー
清水正の新刊案内『林芙美子と屋久島』　（Ｄ文学研究会・星雲社発売）は日本図書館協会選定図書に選ばれました。
Ａ五判並製160頁・定価1500円＋税

本日の「文芸批評論」の授業時間は今川英子先生（北九州市立文学館副館長・林芙美子研究者）の特別講義。今川先生には五月一日、北九州市立文学館を訪問した際にお世話になった。本日は今川先生のスケジュールが詰まっていてゆっくりとお話を伺うことができなかったが、また特別講義にお招きして「浮雲」を中心に突っ込んだ話をしたいと思った。
今日の特別講義を通して、文学研究の面白さを改めて思った。日芸文芸学科の学生は創作希望者が圧倒的に多いのだが、今日の話を聞いて研究志望者がでるかもしれない。ひとつのことを突き詰めていく研究姿勢のなかから、本当になにものにも代えがたい面白さが体験できる。今年、林芙美子没後六十年、これから芙美子文学はますます成長しつづけていくことになるだろう。