徳島県立文学書道館訪問

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徳島県立文学書道館訪問
二月十九日、白地温泉小西旅館を後に、徳島についてすぐにタクシーで徳島県立文学書道館へ向かった。来年は林芙美子生誕110年ということで、文学書道館として林芙美子に関する特別な企画があるかどうかなどを尋ねた。五年間ほどの予定が組まれていることで、大々的な企画はできないが、小規模な形での展示などは可能性かもしれないということであった。今後も日芸図書館や林芙美子研究プロジェクトチームと連絡を取り合うことを約束し、その後、文学常設展示室、収蔵展示室、瀬戸内寂聴記念室などを案内していただいた。文学常設展示室には日大出身者の佐古純一郎氏の著作本なども展示されていた。私が佐古氏の公演を聞いたのは四十数年前のことであった。収蔵展示室には瀬戸内寂聴氏所蔵の女流文学者の膨大な著作が展示され圧巻であった。瀬戸内寂聴記念室には詳細な年譜、初版本のすべてが飾られていた。寂聴の愛読者や研究者にはぜひ訪れてほしいと思った。