京都造形芸術大学から牛田あや美さん来る

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京都造形芸術大学から牛田あや美さん来る
去る二月二十九日、京都から牛田あや美さんが研究室に訪ねてきた。牛田さんは愛称ウーコ、わたしたちの研究仲間で、京都造形芸術大学マンガ学科に専任講師として就職が決まるまではたいてい江古田近辺で行動をともにしていた。この日は特別講座の依頼でわざわざ京都から東京へ久しぶりに出てきた。五月二十六日の午後につげ義春の「チーコ」と藤子・F・不二雄の「ドラえもん」について講義することになった。ウーコはスポーツセンターで一、五キロを泳いできたとかで実に血色がいい。アスリート並みの運動量をこなす健康体・映像研究家で、見たい映画、舞台はどこにでも出かけていく。この日は特別講座の打ち合わせはそこそこにさっそくウーコがオヤブンとあおぐ山下さんと三人で池袋の牛肉専門焼肉店へと直行。わたしは胃もたれしたが、アグレッシブな二人の女性研究家はまだまだ足りないとばかりに次の店を物色、このひとたちの胃袋はいったいどうなっているのだろう。研究と食べ物にどん欲な彼女たちに幸いあれ。わたしは『オイディプス王』のことで頭がいっぱい。コーヒーを飲みながら、しばしオイディプスを語った。

食べる前に写真撮影。ブログ人の常識。


食べることは幸せ。

牛田あや美さんはわたしが編集した『日野日出志研究』2に「マンガの運動/時間/色」を発表しています。食べるだけでなく、研究もどん欲にすすめています。