下原敏彦さんのドストエフスキーに関する著作

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下原敏彦さんの最初のドストエフスキーに関する著作は『ドストエフスキーを読みながら』で鳥影社より2006年3月に刊行された。この本の第五章書評には、わたしの著作『志賀直哉ドストエフスキー』『宮沢賢治ドストエフスキー』『ドストエフスキーの暗号』『ドストエフスキー狂想曲』などの書評が収録されている。今回、D文学研究会より刊行された下原敏彦・康子共著の本のタイトルは、実は『続・ドストエフスキーを読みながら』であったが、わたしの提案で現タイトル『ドストエフスキーを読みつづけて』になった。この本は下原夫妻の論文・エッセイと娘さんのモモさんのカバー表紙絵・表紙絵・挿画で構成されている。下原敏彦・康子さん御夫妻は共に助け合いながら、長年にわたって「ドストエーフスキイ全作品を読む会」を主宰されてきた。そのことを踏まえて、わたしは帯文に「みんなで読み、ふたりで書きつづけた珠玉のドストエフスキー論集成」と書いた。敏彦さんとは毎週月曜日、所沢校舎で一緒になるので、授業後は必ず飲むことになる。近頃、ドストエフスキー以外の話が多くなったが、根底にドストエフスキーが存在していることに間違いない。今回の本の中にもわたしに関するエッセイが載せられているので、写真で紹介しておきたい。