ベトナム研究旅行(連載16)

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ベトナム研究旅行
(連載16)

平成23年9月3日(土曜)
ダラット大学で日本語を教えている岡山大学の酒井峰男教授にお話しを伺う。日本語の人気はあまりかんばしくなく、今、ダラット大学の女子学生に最も人気のあるのは韓国語だそうである。宿舎兼研究室の近くには韓国資本による新しい鉄筋校舎が建設されていた。学内にある教会堂の前では韓国の国技であるテコンドー(跆拳道)の部員が数十名集まって練習に励んでいた。韓国の東南アジアに対する関心の強さをまざまざと感じる。日本は経済ばかりではなく文化、スポーツの面でも積極的な交流をはかるべきという思いにかられた。この日はとつぜんの訪問にもかかわらず、酒井教授はわれわれを優しく迎え入れてくださった。宿舎の裏庭で記念撮影した後、酒井教授には図書館内を案内していただいた。学習室で勉学に励む学生のひとりと親しく話をすることもできた。文献の数はあまり揃っていないようにも見えたが、建物は立派で、二階の窓から外を見るとランビャン山が美しく映えていた。




酒井教授のパソコンで「清水正ブログ」を開いてみる。



酒井教授の案内で高台にある図書館へ向かう。