日大病院で今回、「薬は30日分までに制限」ということを告げられた。納得いかず。

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近況報告

7月12日火曜日、三か月ぶりに日大病院へ。難病指定の水泡性類天疱瘡と帯状疱疹後神経痛の治療のために、現在私は三か月に一度、お茶の水の日大病院に通っている。ところで、今回、「薬は30日分までに制限」ということを告げられた。2022年5月24日付けの病院長指令のビラには次のように記されていた。原文通りに引用する。

 

ご来院のみなさまへ    22022年5月24日

 院外処方は30日分までに制限いたします

     日本大学病院は2022年7月1日より

 院外処方は30日分までの処方となります。

  ※31日分以上は処方できないようになります

 日本大学病院では、令和4年7月1日(金)より院外処

方を30日分までに制限いたします。

 以前に長期処方を行わないようにする旨、通知いたしま

したが、未だ外来患者さんが非常に多く、医師および看護

師の負担が増大していることから、このような措置を行う

ことになりました。

 現在、30日分より多く処方されており状態が安定して

いる患者さんにおいては、今後ますます積極的に当院が信

頼している他の医療機関の先生方への紹介を行ってまいり

ますので、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上

げます。ただし、病状が不安定になった場合、緊急時、各

種検査や治療の際には優先的に診療させていただきます。

 医師の判断により、30日分より多く処方が必要な患者

さんへは、リフィル処方箋を発行いたします。その際は、

主治医より説明がございますのでご確認ください。

                     病 院 長

    

 この文章はあたかも患者の側に立っているように見えるが、少なくともわたしにとっては何の益もない。今まで三か月に一度、診察を受けて三か月分の薬を処方され、なんの問題もなかった。緊急の場合は大学病院に電話連絡すれば担当医師の指示を得ることになっており、今回の通告がいったい誰のためになるのかまったく理解できない。神経痛で歩くのが苦痛をともない、我孫子から病院まで通うのにたいへんつらい思いをしているのに、なぜ三か月に一度ですませたことを三度にされなければならいのか。

院外処方を30日分までに制限」する理由が明確でない。日大病院を選ぶにあたっては患者各々の理由があろう。わたしは日大出身者であり、入院時から七年間、担当医師を信頼して医師と患者の枠を越えて人間関係を結んでいる。ほかの医療機関を紹介するからそちらへ行きなさい、というのはどういうことだろうか理解に苦しむ。医師や看護師の負担増加をふせぐためと書いてあるが、わたしの場合で言えば、一回で済む診察および処方を三回にするわけだから、患者であるわたしばかりでなく担当医師の負担も増加するということになる。わたしは今回の病院長通告には不満であり、納得がいかないので、これからもこの問題をとりあげたいと考えている。

 最後に、なぜ「病院長」だけを記し、氏名を明示しないのか。肩書だけの通告文そのものがふしぎである。文学にかかわる者で「小説家」「詩人」「文芸批評家」だけを記すものはいない。きちんと名前を記して通告文の責任者の所在を明確にしておくのが公人の最低限の礼儀であろう。

 今、日大は新理事長を迎え、新しい解放的な日大の構築に向かって歩み始めた。日大病院は患者や現場の医師の意見を十分にすくい上げ、民主主義の手続きを経て、方針を定めてほしい。今回、わたしは「リフィル処方箋」などという聞きなれない言葉をネットで調べてそれなりに理解したが、このやり方でわたしはもとより調剤薬局のかたの労力も増えたことだけは確かである。

 



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発行人 坂下将人  編集人 田嶋俊慶

発行所 日本大学芸術学部文芸学科 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

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表紙

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