「清水正・批評の軌跡──ドストエフスキー生誕200周年に寄せて」展示会の感想を何回かにわたって紹介します。(連載6)
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「清水正・批評の軌跡──ドストエフスキー生誕200周年に寄せて」展示会の感想を何回かにわたって紹介します。(連載6)
【7】
私は、表現する情熱は、他者によって表現された情熱に触れた時、育まれるものだと思った。
私は初め、この展示をチラッと見た時、ふと「ドストエフスキーの展示かな?」と、勘違いをした。あながち間違ってはいなかったかもしれなかったが、この展示が、「ドストエフスキー」ではなく、「ドストエフスキーなどについて書いている批評家」の展示と知ったときは驚いた。批評家をメインにして、ここまで情熱のこもった展示ができるのかと。しかし、よくよく考えてみると、批評そのものが批評対象への情熱、愛がなければ深掘りできないものであろうと思い直した。
つまり、この展示から感じる情熱は、清水先生の作品から感じた情熱を受けて形成されており、清水先生の執筆から、教壇に立ち話すものから表現される情熱は、ドストエフスキー、もしくは宮沢賢治などの他の作品たちから溢れ出すまた別の情熱から感化されたが故のものであると考えた。
21日のズームによる特別講義
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四時限目
五時限目
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動画撮影は2021年9月8日・伊藤景
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清水正・批評の軌跡Web版で「清水正・ドストエフスキー論全集」第1巻~11巻までの紹介を見ることができます。
清水正著『ウラ読みドストエフスキー』を下記クリックで読むことができます。
撮影・伊藤景