2019-06-18 「マンガ論」は先週から手塚治虫のマンガ版『罪と罰』と原作『罪と罰』の講義に入った。 近況報告 「マンガ論」は先週から手塚治虫のマンガ版『罪と罰』と原作『罪と罰』の講義に入った。タイトルの『罪と罰』は内田魯庵が明治25年に刊行した本以来変わっていない。 なぜ手塚治虫はドストエフスキーの『罪と罰』をマンガ化したのか。その理由を探る。原作は最初の三行ほどを講義した。 今回は主人公ロジオンの内部世界へと参入することにする。