『清水正・ドストエフスキー論全集』第九巻「ドストエフスキー体験記述」刊行される

今日は日大病院で診察を受けた後、午後に日芸。久しぶりに外に出たのでつかれた。二時過ぎに清水正ドストエフスキー論全集第九巻が研究室に届けられる。これで一巻から十巻まで刊行の運びとなった。来年は入院中に書いた松原寛論と「罪と罰」論を収録して第十一巻を刊行しようと思っている。
今年は暮れまでに『「浮雲」放浪記』No.5を出す予定で原稿を書き進めている。
家で何年かぶりに成瀬監督の映画『浮雲』を観る。原作の深みはないが映画としては素晴らしい。