中里介山の「大菩薩峠」と『罪と罰』

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。
shimizumasashi20@gmail.com


https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk
これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

今日は電車の中で「動物で読み解く『罪と罰』の深層」を執筆。神経痛がひどいので喫茶店はやめて研究室で休むことにした。これから「雑誌研究」と「文芸批評論」の講義。六時からは金曜会。先週の金曜会は中里介山の「大菩薩峠」の映画、日野日出志の「はつかねずみ」について私見を披露。「大菩薩峠」はいまだ完読していないが、市川雷蔵の机竜之助は男のエロスにあふれていた。机竜之助とロジオン・ラスコーリニコフの関係について書きたいと思ったのは二十歳の頃だがいまだはたせずにいる。ロジオンの神の問題と<大菩薩>は、西洋の神・一神教の神と、仏教・神道における仏・神の問題と関連付けて論じると面白いと思う。机竜之助のニヒリズムを<大菩薩>はどのように救いとるのか。ロジオンの「本当にわたしはアレができるのだろうか」のアレには高利貸アリョーナ殺しを越えて時の絶対権力者<皇帝殺し>や<神殺し>
まで含まれている。机竜之助には「すべてが許されている」というニヒリズムが体現されている。このニヒリズムのただなかに生きた机竜之助は果たして大菩薩に何を求めていたのだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk
これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。
https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

清水正ドストエフスキー論全集第10巻が刊行された。
清水正・ユーチューブ」でも紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=wpI9aKzrDHk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208
日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。