小林リズムの紙のむだづかい(連載457)


清水正ドストエフスキー論全集』第七巻。2014年7月30日刊行予定。
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載457)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
小林リズムの紙のむだづかい(連載457)

 【大人も悪くなくもない】


 金曜日の夜だというのに、サイゼリアでひとり女飯。……っていう、それだけでも充分虚しいのに、デキャンタで赤ワインを頼んで飲んでいるところ。最近ではファミレスでお酒を頼むのが流行っているらしい。ファミレス通の人になると、お酒とドリンクバーを注文して、勝手に酎ハイやらカクテルを作ってしまうんだって。なんて素敵なアイディアでしょう。
 
 それにしても、サイゼリアのワインは本当に安い! グラスだと1杯100円で飲めて、デキャンタだと3杯の量で200円。驚くほどにリーズナブルなのだ。居酒屋に行くのがバカみたい。さらに救われることに、花金の夜にサイゼワインしているのは私だけじゃない。周りを見渡す限り、私のほかにもふたりの女性がひとりで飲んでいる。私は小エビのカクテルサラダという女子っぽいもの(299円)をフォークでつつきながら飲んでいるけど、ほかの女性はピザやパスタと合わせている。惰性でフォークにやわらかすぎるパスタをくるくるとまきながら、これまた惰性で口にいれる動作を繰り返している。なんか退屈そう。

 スマホをいじったり机に伏せたりしながら飲んでいる彼女たちを見ていると、勝手に共鳴してしまう。まったく、独女の会を開きたい気分だよ、今日は金曜日だし。女性がひとりでいるっていうだけで可哀想に見えるのはなんでだろう。本当は寂しくないし、ひとりが気楽って思っている可能性だってあるのに「悲しい人」として映ってしまう。きっと私も、誰かの瞳にはそう映っている。
「なんかリズムってひとりで戦ってる強い女って感じだよね」
 そう友達に言われたときは、正直バカにされているのかと思った。私はフェミニストじゃないし、男性のことを敵だとも思っていない。でも、はたからみたらそう見られてしまうのは仕方ないな、とも思った。どうやら私は、ひとりで生きていけると思われているみたいだから。
 人に頼ったり、甘えたり、相談したりすることが苦手で、それを避けるようにしていたら、いつの間にかすごくたくましい女になっちゃったって感じ。そして身も心もぜんぶ誰かに預けたり委ねたりする経験をしたことがないから、今もたくましくいられるって感じ。

 

小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

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