小林リズムの紙のむだづかい(連載434)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載434)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
小林リズムの紙のむだづかい(連載434)




【文章って性格が出るよねって話】



私は文章に対してさほどこだわりがない。書くときのテンションによって語尾もノリも句読点も変わるから、一貫して文体にこだわり、自分のスタイルを貫いている作家さんはカッコイイなぁと思う。私の場合「だけど」を使うか「だけれど」を使うかで迷うときはあるし、「なんだけど」とくだけて書くか「なのだけど」とかしこまるかで迷うときもあるけれど、最終的には「ま、どっちでもいいや」と適当に選ぶことにしている。だからときどき、“嫌”と“厭”を絶対に使い分けする作家さんを見かけると、言葉を大切にしている方なんだなぁとしみじみ感じて、彼らの文章から息づく生命力みたいなものをすかーっと吸い込みたくなる。

で、そんな感じでメールやらブログやらで他人様の文章に触れ合っているうちに、ふと思った。

性格のギャップ萌えがあるように、文章のギャップ萌えっていうのも大いにあると。たとえば、見た目はノリが軽くて「いえぁ!」とか「うぇーい!」とか言いそうな人が、文章を書いたときに「〜〜だが」とすこし硬めの文体だったり、「〜〜だと思います」と他人行儀だったりすると、萌える。きゃー、その風貌で「今日のエビフライは美味しいんだが、どこでそれを買ってきたんだい?」とか書かれたい!耳にいくつもピアスの穴をあけておきながら「この茶碗蒸しはとても美味しいと思います」とか書いてほしい!と妄想してしまう。(このときに、ちゃんと“茶碗蒸し”とすべて漢字で変換するところもいいよね)。この瞬間の破壊力にはすさまじいものがある。文章って仕草や言動よりもクセや性格が出るような気がする。(自分の文章を読み返してつくづく思った。誤字脱字がものすごく多いところとか、雑なところとかも、性格そのまま出てる)。

というわけで、見た目からマジメな人がマジメな文章を書くぶんには、よっぽど内容に意外性がない限り「きゅん!」としないのだけど、そうでない場合には「きゅん!」があるのだから外見世界も内面世界もギャップというのは強い武器だなぁと思う。だからといって誠実で真面目そうな人が、「いえぁ!」とか「うぇーい!」なんて文章を書いていたらひたすら萎える。がっかりする。裏切るなら、良い意味でないとね。

 

 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

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