小林リズムの紙のむだづかい(連載398)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載398)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru

日藝・江古田校舎購買部に平積みされています。

江古田購買部の小泊さん。お世話になっています。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
小林リズムの紙のむだづかい

【女は水商売で稼げるからいいよなって言葉】




ほんの短い期間だけれど、スナックでバイトをしていた。たまに「俺たちの話に愛想よく笑ってお酒つくってればいいなんてラクでいいよなぁ」というようなことを言う男性がいたし、実を言うと私もそう思っていたけど、それってとんでもない勘違いだった。そのままお酒の入ったグラスから氷をひとつずつ取り出して「あなたが今何本煙草を吸ったのかを確認して、その都度灰皿を変えるタイミングを見計らって、次の席に移動するまでにどのくらいのペースでグラスに注がれたお酒を飲み切ろうかを考えているかなんて、気づいていないでしょう?」と言って投げつけたかった。そういうのを自然にやってしまえる人は、並々ならぬ努力とサービス精神を経たうえで手に入れた賜物だと思う。これまで「合コンの席で唐揚げにレモンをしぼる女子力の高い子〜(笑)」とかバカにしていたけれど、彼女たちはすごい。ほんとすごい。

何がすごいかって、相手に気づかせない気遣いができることだ。お店の女の子を見下すおじさんって、サービスしてもらうのが当たり前だと思っていることに加えて「女だからいいよな」と言ってしまえるくらい、相手の配慮に鈍感なのだ。お金を払っているから何でも言っていいと思っているし、相手を傷つけるくらいの発言がコミュニケーションだと勘違いしている節がある。
私の隣についていてくれた先輩は、お客さんからすごいバカにされていた。よく「もう〜そんなことないですよぅ」とか「どうせあたしはブスだもーん」と軽く笑って受け答えしているのを見ては、バカにされてるのはおじさんのほうだと思ったのだった。男を立てるというのは、必ずしも尊敬からきているわけではない。「こいつにはこう言っておけば喜ぶだろう」と見くびられているのはおじさん側なのだ。それに気づかずに偉そうに横柄な態度をとり「スナックのねーちゃんを笑わせられる、ちょいイケてる俺」と思い込めるオメデタ思考こそ、愛すべきものなのかもしれない。

いずれにしても、何につけても楽な仕事なんてないよなと思った。



 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

twitter:@rizuko21


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