小林リズムの紙のむだづかい(連載393)

清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。

清水正『世界文学の中のドラえもん』『日野日出志を読む』は電子書籍イーブックジャパンで読むことができます。ここをクリックしてください。http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/190266.html


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

小林リズムの紙のむだづかい(連載393)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんがエッセイ本をリンダパブリッシャーズ(http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru)から刊行することになりました。本のタイトルは『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった八日で辞めた話』発売日四月五日。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru

日藝・江古田校舎購買部に平積みされています。

江古田購買部の小泊さん。お世話になっています。
http://lindapublishers.com/archives/publications/dokonidemoiru
小林リズムの紙のむだづかい

【たぶんこれからも一生ひとりでいる!】


100%安心なんてこと、まずありえないのにそれでも求めてしまう。将来の安定、保障、定期的な収入、いいね、ほしい。でもそんなの自分じゃ手に入らないって知ってるから、とことん逆を行っている。安定?保証?確実な収入?そんなのあるか、ばか。100%じゃないと意味ない。100%じゃなきゃほしくない。いらない。極端なことはわかっていても、どうにもやめられない。白か黒かはっきりさせたい性分なのである。
こんな面倒な性格をしているせいで、手に入るものも極端に少ない。私が恋愛をできないひとつには、「100%じゃないから」というものも含まれていると思う。90%わかりあっていても、10%の寂しさを共有できないのは悲しい。10%の不安を抱えながら生きていくのは苦しい。どんなに90%が素晴らしくても、私にはその10%がすべての意味になり、残りの良さには目がいかなくなる。どんな人とでも100%は共有できない。そんな残酷な事実を受け入れなければいけないなら、ひとりでいたほうがよっぽどいい。

私は100%がほしい。なんだかんだ言って私が家族にべったりなのも「100%裏切らない」と確信しているからなのだ。

山田詠美は家族のことを「世界一幸福な足枷」と表現していたけれど、それを読んだときに妙にしっくりきた。自由と安定はイコールでは結びつかない。安定を手にしたら自由には羽ばたけない。私が本当の意味で人間関係から解放されて自由になるときは、家族と親友がいなくなったときだ。もちろんそんなことは望んでいない。私が望んでいるのはどちらかといえば「世界一幸福な足枷」となる仕事と恋人だ。けれど存在しないものを求め続けたって見つかるはずもない。90%でさえ見つからないのに、100%なんてもってのほかだ。50%くらいの「確実」が出回っている世の中にたいして、あれこれとケチをつけて逃げている。50%を70%に育てていく作業だってしたことないのにね。



 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

twitter:@rizuko21


※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。