小林リズムの紙のむだづかい(連載351)

小林リズムの紙のむだづかい(連載351)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/


小林リズムの紙のむだづかい

【気持ちの極限】



 

一週間くらい前のこと。日々の生活と時間に追われて、精神状態が極限に達していた。やることが積もりに積もって前が見えない。ちょっとでも動くと雪崩のように倒れてくる。優先順位がつけられない。どうすればいいのかわからない。ほとんどパニックだった。

気持ちに余裕がなくなると、相手の気持ちを考える余裕もなくなって、やたらと攻撃的になってしまう。頭のなかで「これはだめだよなぁ」と思いながらも、抑えがきかない。人に八つ当たりする。そんな自分にさらにうんざりして、ますます悲しくなってくる。

私はやるべきことを全部放り投げて、グーグルで検索した。

『器の大きい人になるには』

ほんと、自分の頭で考えなくても検索ワードさえ打ちこめられればなんらかのヒントが見つかるのはすごい時代だよね。
器の大きな人間になる方法はいろいろ出てきたのだけど、そのなかで一番簡単そうなのは「深呼吸をする」ということだった。でも私はそんなのやりたい気持ちになれなかった。深呼吸をバカにするくらいに追い詰められていたのだった。ああもう全部だめ。なんにもうまくいかない!
呆然として「もう時間ないよ!」と友達に当たったら「それは時間がないんじゃなくて心に余裕がないんだよ」と言われた。

それだ!と思った。時間がないんじゃなくて、心に余裕がない。私はいつもそれでダメになってる。けれどそのときは誰かに言われることすべてをはねつけて受け入れられない状態だったから、友達が言ったことにも反発したくらいだった。

でも時間をかけながらすーっとパニックが消化されていった。きっと「心に余裕がないんだよ」と気付かせてもらったこと、それをわかってくれてたことが嬉しかったんだと思う。自分のことだからこそ自分で気づかなかったり見えなかったりすることってあるんだなぁと思った。他人だからわかることもあるんだなぁと思った。自分より大変な人なんてたくさんいるのに、自分にばっかり夢中になって、手いっぱいにもなって、我ながらほんと器ちっさいなー。少しずつ幅をきかせられたらいいなー。




 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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