小林リズムの紙のむだづかい(連載346)
小林リズムの紙のむだづかい(連載346)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
四六判並製160頁 定価1200円+税
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい
【職業:スナフキン】
私より一回り上の年齢の、日芸を卒業した人と会うことがあった。今はカメラマンをしているらしい。彼はこんなことを言っていた。
「俺、ほんとはスナフキンみたいに生きたかったんだよね……」
どういうことかと聞いてみると、職業をスナフキンにしたかったという。スナフキンってたしかムーミンに出てくる脇役だった。あれ、どんな仕事してたっけ…?…ますますわからない。
彼が言うことには、世界中を旅しながら詩や歌を書いて出版社に送り、お金をもらってまた旅に出る……。そんな生活に憧れていたという。そうだ、スナフキンはギターを持って弾き語るさすらいの人。好きなときに好きな場所へ足を運び、そのとき感じたことを書いて売って食べていく。何その夢のような職業…!!
私は感動した。
私も、女版スナフキンになりたい。
現代版スナフキンって誰だろう?弟に聞いたら「高橋歩じゃない?」って言われた。たしかに彼はいろんな場所へ行って好きなように生きているように見える自由人だ。最近の活動は、何をしているのかよくわからないけど。(小声)そして自分で出版社つくっちゃえるような人はどんな社会でも通用すると思うけど。(小声)
私は、フリーターじゃなくてスナフキンになる。
というわけで『スナフキンになりたい』でネット検索した。現代版スナフキンはすぐに検索できるので便利なものである。さらにスナフキンになりたい人はたくさんいるらしく、スナフキンの特徴がまとめられていた。
■物を持たない主義だが、美しいと感じたものは心のなかに大事にしまう
→おお!かっこいい…!!物は持たずに心にしまう…。掃除すれば私も頑張ればスナフキンになれるかしら…。
■夕方になると好きなところにテントを張り、コーヒーを飲み、パイプを吸い、ハーモニカを吹き、孤独を愛する。
→テント暮らしは嫌だけど、パイプも吸わないけど、コーヒーを飲むことならできる。ハーモニカは、練習しなくちゃ…。
■「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだ」
→自分のしたいこと……?
……スナフキンになることだよ♥
………わかってるよ、やっぱり私はスナフキンになれない。自分のしたいこととかできることがわからなくって迷走しているからね。
いいよもう、スナフキンなんて。現代版スナフキンは実際にはホームレスでしょ。高橋歩さんはスナフキンじゃなくて実業家だってことも知ってる。スナフキンなんて…自由気ままにハーモニカ吹いて孤独にひたって新宿でテントでも張ればいいじゃん。
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/
twitter:@rizuko21
※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。