小林リズムの紙のむだづかい(連載345)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
四六判並製160頁 定価1200円+税
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい
【私の将来計画】
マンションの契約更新は来年の2月。更新料は15万ほど。
私は決めた。
高知県へ引っ越そう。私、来年の今頃は高知県逃亡に向けて、忙しくしていると思う。
事の始まりは、夢というか目標というか、将来を見失ったことにある。今まで頑なに文章!ビバ文章!とこだわってきたのだけど、私がやりたいのってただの私信であって、誰の役にも立たないからだった。だからといってインタビューのセンスもあるわけでもなく、自分の好きな人やいいなって思う人だけを応援したいという身勝手さも含む。自分でもよくわかっている。つまり私は社会人不適応者なのだ。向いていない職業ナンバーワンが社会人なのである。これはどうしようもない。
あーもうやってらんない。やだやだ!
社会人に向いてなくても人生は続いていくわけで、私なんてまだあと80年は生きる気でいるからどうにかしなくてはいけない。どうする?どうやって生活してく??
そうだ、高知へ行こう。
高知県へは一度も行ったことがない。ついでに四国も九州も行ったことがない。それでも高知県に恋い焦がれるのは、氷室冴子の作品『海がきこえる』が好きで好きで、何度も読み返しているからだ。この小説は、高知県の進学校に通う主人公の森崎クンがリカコという自分勝手かつワガママな女の子に振り回されまくった青春ストーリーを上巻で描き、下巻はふたりが上京して再会し、ぶつかりながらも成長していくという内容になっている。ふたりのぎこちない関係性がかゆくてそわそわして、「イーッ!」ってなる。
森崎クンの入学した大学は日芸だということに、私は日芸に入ってから知った。『海がきこえる』の下巻は日芸が舞台にされているのである。私は森崎クンがタイプで、彼と結婚したいと思った。これはもう運命としか思えない。森崎クンにラブコールを送るにつれ、高知県民に悪い人はいないんじゃないかと思えてきた。方言も素敵だし、性格も優しいし、思いやりもあって時に厳しい。私は高知県に住みたい。そして森崎クンみたいな漁師を見つけて、漁師通信というお便りをつくって地味にささやかに暮らしたい。
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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