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【男と女とオスとメス その一】
ユッキー
お尻の軽い女性が好き。
ヘンタイだ!と叫ばないでいただきたい。決してイヤラシイ意味ではなく、尊敬する、憧れるという意味で 「好き」 。
それも、「本当はイヤだったんだけど、嫌われたくなくて……。でも体目的だったらどうしよう?」 などと被害者ぶらないで、
「その場のノリで、ちょちょちょーっとね。良かったし、アリよ」
( 訳: 良い雰囲気になり、そのまま楽しく夜を過ごしました。とても素敵な時間だったので、後悔していません )
と、爽やかに笑ってのける女性が好きだ。
彼女たちは男性からの需要が絶えないだけあって、たいてい美しい外見をしている。それだけでも憧れてしまう。加えて、いろいろな場所に出かけていくバイタリティ、多くの人と楽しく過ごせるコミュニケーション力。私にはないものを持っている。
なにより、彼女たちは自由な気がする。
やはり女が 「そういうもの」 に対してフットワークが軽いという事実は、男性や他の一部の女性達、つまり古来から日本に根付いている男女観から 「軽い女」 「自分を安売りしている」 「男に遊ばれているだけ」 と批難を受ける。
私は別にその男女観が古いだとか文句を言うつもりはない。「動物のメス」 としての特性上、多くの男性と関係を持つことはデメリットも多いから、それはそれで理に適った批難だ。
しかし、だからこそ、「お尻の軽い女性」 は 「メス」 という拘束に縛られず、自由を手にしているように感じる。
動物とは一線を画した人間としての特性を生かしきっているように思えて、つい羨望の眼差しを向けてしまうのだ。
反対に、いろんな女性を渡り歩く男性は 「オス」 としての特性を十二分に利用して生きている気がして、「ケダモノめ……」 と冷たい目で見てしまう。理不尽だ、ダブルスタンダードだ、男女差別だ、女尊男卑だ!という批判は24時間受け付けています。
次回のエッセイでも、「女性はいいけど男はダメ!」 という自分勝手な持論をぶちまけますので、どうぞ 「これだから女は頭が悪くて我侭だ!」 と理不尽な感想を心の中で私にぶつけていただけたら幸いです。
※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。